冗談は目隠しだけにしろ。 ページ47
五条が私に向けてきた無駄に長い中指をへし折ってやろうと握っていると、いつの間にか事件現場に着いていた。
ちょうど私たちが入ったタイミングで、凄い形にボコボコにされた生徒たちが担架で運ばれて行った。
あちゃー、めちゃめちゃですなぁ。ていうかよく生きてたね君たち。
五「おーいお前いつまで人の指握ってんの？
僕は全然構わないけど…なんなら手繋ごっか？」
『は？キッショ。冗談はその目隠しだけにしろよ』
五「OK、お前後で覚えとけ」
『わり！もう忘れた！』
五「警察の皆さんお疲れサマンサ！後は僕たちにお任せ下さいねー」
『切り替え早』
警察の人達は一瞬、は？って顔してたけど五条の顔見てスタコラサッサと教室を出て行きました。
なんだよ顔パスかよ。
五「さ、君にはちょっと話を聞かせてもらうよ」
五条は目の前の少年に声をかけると目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。
……うわ、凄い呪力…予知夢で見たから知ってはいたけど…想像以上だ。
「……どなたか知りませんが僕に近寄らない方がいいです…あなた達も傷つけてしまう…」
五「いいや？傷つかないよ？ね、A」
『うん、あそこまではならんな』
「え…？」
五「詳しい話はあと！
とりあえず君の身柄は僕が預かることになってるからさ！まず君のおうちへ行こう！」
『は？なんで？』
五「着替えとか必要なものあるでしょ？」
『あー』
そんなこんなで彼を連れて家行って身支度させて高専に戻ってきました。もちろん運転は私。
疲れた！後で五条にお茶入れさせよう！
五「これでよし！」
「ちょっ、これ…なんなんですか」
五「僕はこれから任務があるからここを離れなきゃならなくてね。
僕以外に君の”それ”を無傷で止められる人、今日は誰もいないからさ」
『あれ、傑は？』
五「さっき連絡したら実習で外出てるって」
『あらー』
五「とにかく、ここなら安心だから大丈夫だよ」
『そうそう！私が書いた呪符はそう簡単に破れないから！暴走の心配もなし！』
「は、はぁ…」
五「よし！んじゃあ、そういうことでA！
後はよろしくね！」
『……HA？』
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喜羅(プロフ) - うわああああああごじょかなしすぎやせんか！？めちゃくちゃ応援してますすすす頑張ってください！！！ (2021年12月11日 20時) (携帯から) (
レス) id: 6f1286f3fc (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！それを分かった上でお話のネタとして書いてました！もし気になるようでしたら修正しますね！(´；ω；｀)わざわざコメントありがとうございました！！ (2021年5月24日 7時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ミッフィーってあの口鼻とへの字の口ですよ？ (2021年5月24日 3時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんありがとうございます！！！永遠に応援していただけるなんて光栄すぎてニヤニヤしっぱなしです(*´艸`*)傑きゅん☆もいっぱい出しますね！！これからも頑張ります！！ありがとうございます！！！ (2021年3月6日 20時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - やよい@小悪魔さん» お仲間だ！！！！私も読みまくってます！！そして泣き叫んでいただきありがとうございます…私も嬉しくて泣き叫びますね！！！(´；ω；`) (2021年3月6日 20時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛愛
| 作成日時：2021年2月17日 14時
