舐められてる。 ページ34
───という感じで、絶対仲良く出来ないだろこのクラス。と思っていたのが1か月前の話。
パ「傑ー、今日は何すんだー?」
真「おい傑〜今日は指輪してねぇのかよ〜
なんだ、恥ずかしがってんのか?あぁ?」
狗「めんたいこ」
夏「............」
五「あれ、傑なに頭抱えてんの〜」
夏「何故こうなったのかと考えていてね...」
五「ププッ、やっぱ舐められてんじゃん」
悟にこんなことを言われるのは正直かなり腹が立つが事実だから何も言えない。
夏「......午前は体術訓練。甚爾がつくから着替えたらグラウンド集合ね。
あと、指輪は無くさないように外しているんだ、午後から君たちの実戦訓練もあるからね」
真「ゲッ、まーた実戦かよ」
パ「今日は何級なんだ?」
五「今日は2級増し増しだよ〜!多いところ選んだからね!」
パ「増し増し?」
夏「2級レベルの呪霊がウヨウヨいるところだよ。
3人でやってもらうからよろしくね」
うげー、なんて言いながら彼らは教室を出ていった。
うげー、はこっちのセリフだよ。
五「で、どう?1ヶ月経ちましたけど」
夏「...どうもこうも見ての通りさ。特に真希には舐められまくってるね」
五「Aが見たら床転がりながら笑いそうだな」
夏「だから色々理由をつけて高専に来ないようにAに言ってるんだよ、分かるだろ?」
どうしても私の教師姿を見たいと、”物凄く”可愛い顔で言ってきたAを、”泣く泣く”断ったんだ。
こんな姿見せられないからね。
五「あー、だからこの前あいつ泣きながら電話してきたのか」
夏「............は?悟に?」
五「うん。なんか硝子が電話出てくれないからーって僕にかかってきた」
夏「何?なんて電話来たの?なんでAが悟に電話するわけ?」
五「おっ、傑くん嫉妬かぁ〜?
別に大したことじゃないよ、傑が高専に来るなって言った〜って、泣きながら電話掛けてきただけだって」
夏「......だからって悟に掛けるか?普通...」
五「ま、硝子の次は僕だった、ってだけじゃん?妬くなって!」
夏「.....悟、さっきからめちゃくちゃ君に腹が立つんだけど久しぶりにやるかい?」
五「教師がやっちゃマズイでしょ」
夏「さすがに冗談だよ」
昔はすぐに喧嘩してやり合ってたけど私達も随分大人になった。
特に悟は本当によく頑張っていると思う。
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喜羅(プロフ) - うわああああああごじょかなしすぎやせんか!?めちゃくちゃ応援してますすすす頑張ってください!!! (2021年12月11日 20時) (携帯から) (レス) id: 6f1286f3fc (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます!それを分かった上でお話のネタとして書いてました!もし気になるようでしたら修正しますね!(´;ω;`)わざわざコメントありがとうございました!! (2021年5月24日 7時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ミッフィーってあの口鼻とへの字の口ですよ? (2021年5月24日 3時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんありがとうございます!!!永遠に応援していただけるなんて光栄すぎてニヤニヤしっぱなしです(*´艸`*)傑きゅん☆もいっぱい出しますね!!これからも頑張ります!!ありがとうございます!!! (2021年3月6日 20時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - やよい@小悪魔さん» お仲間だ!!!!私も読みまくってます!!そして泣き叫んでいただきありがとうございます…私も嬉しくて泣き叫びますね!!!(´;ω;`) (2021年3月6日 20時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛愛 | 作成日時:2021年2月17日 14時