誰かタイトル考えろください【夏油傑】【呪術廻戦】

変わった運命。 ページ47

『……夏油…』



夏「悟と、硝子と…Aのそばで、みんなの為に戦って、みんなを守る。

世界なんてどうだっていい、と言ったら語弊があるけど…私は、私の大切な人が幸せであればそれでいいと思ってるよ」



『……うっ…ぐすっ…げとぉ…！！』

夏「えっ！？…泣いてる？どうしたの？」

『ううううう！！！』



変わってる！！本当に変わってる！！救えた、救えたんだ！！夏油にもそんなふうに思わせることが出来たんだ！！



『げと…夏油も、幸せになるんだよ！みんなと、私と…！』

夏「…うん、もちろん。君が幸せにしてくれるんだろう？」

『あたり前田のクラッカー！！！』



この笑顔に偽りはない。夏油が笑顔でいられる未来が見えた気がした。



夏「九十九さんと話したことだけど」

『ズズッ…うん？』

夏「その話は割とすぐに終わって、あとはずっと君の話だったんだ」

『……はい？』

夏「どんな女が好みだ、って聞かれて君の名前を出してしまってね。そこからはもう質問の嵐だったよ」

『な、な、そ、ソウナンダ』

夏「………Aって、グイグイ来るくせに結構照れ屋だよね」

『ほぁ！？』



そ、そんなことねぇし！余裕だし！大人のお姉さんだし！



夏「…可愛いなぁ、食べちゃいたいよ」

『………げ、夏油に取り込まれて…操られる…！！！』

夏『はは、それもいいかも』

『ギャアアア……でもちょっといいかも、ぐへへ』

夏「ヨダレ出てるよ」

『おっと、失敬』




夏油がそんなこと言うからじゃんぐへへ。

ヨダレを拭こうとしたらその手を掴まれて、掬いあげるようにして唇を塞がれた。

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