誰かタイトル考えろください【夏油傑】【呪術廻戦】

機械音痴。 ページ18

───夏【明日は何時からにする？】



夜、携帯みたら夏油からメールが来てた。
でも私はメールをまともに使ったことがないし使い方も分からないから電話した。



『もすもす傑たん？』

夏〈どうしたの？〉

『明日の予定を決めようと思って』

夏〈なるほど〉

『とりあえず明日は朝6時に高専前のバス停集合ね』

夏〈随分早いな〉

『バス乗らないけどバス停集合ね』

夏〈乗らないんだ〉

『まぁそれはマイケルジョーダンとして』

夏〈うん〉

『明日は8時にバス停集合。バスにも乗ります』

夏〈8時も割と早いな〉

『ちょっと遠くにいくからしゃーなし』

夏〈分かったよ〉

『朝から晩までだから今日は早く寝るのよ、傑ちゃん』

夏〈はいはい〉

『ハイは1回でしょ！！！』

夏〈はーい〉



電話越しにクスクス笑う夏油の声にはあの夢のような哀しみや苦しみは感じない。
あー救えたんだな、変えられたんだな、そう思うと心の奥底がじんわり温かくなる。と同時に、いやー！！好きだなー！！私お前のこと好きだなー！！って思う。



夏〈A？〉

『お？』

夏〈急に静かになったからどうしたのかなって思って〉

『ん？あーなんでもないよ、今日も夏油はイケボだなって聞き惚れてただけ』

夏〈はは、ありがとう〉

『じゃあ明日、夕日の見えるあの丘で待ち合わせね』

夏〈8時に高専前のバス停ね、分かったよ〉

『さてはお主…私の扱いに慣れているな！？』

夏〈きっと私だけだろうね、こんなに慣れているのは〉

『うぬぬ』




嬉しいような、嬉しくないような。

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