誰かタイトル考えろください【夏油傑】【呪術廻戦】

何着ればいいの？ ページ16

───『やべえ、明日デートなんだが』



デート。デート？デートなんて生まれてこの方1度もした事がない。そもそも男の子とふたりで出かけるなんて任務か虫取りくらいだったし。



『ねえ、デートって何着ればいいの？』

七「…絶対に聞く相手を間違えてます」



え？なんで？ケンティー頭良いじゃん。コーディネートしろよ。



七「というか何故わざわざ私の部屋に…せめて電話でいいでしょう」

『やーなんか前ケンティーと電話してたら夏油がプッチンプリンだったから』

七「…夏油さんに改めて同情します」



へー同情してくれるって、良かったね夏油。



七「申し訳ありませんが女性の服装に関しては専門外です。家入さんのところへ行ってください」



ケンティーはそう言うとグイグイ私を押して部屋から追い出した。え、酷い。私先輩なのに。
しょうがねー硝子のとこ行くかー。



『ねえ、デートって何着ればいいの？
あんたは何着ても可愛いから大丈夫だよ。
じゃあこの大漁って書いてるＴシャツでもいいかな！？
いいと思う、可愛いよ。
ありがとう硝子これにする！！』


硝「何も言ってねー」



30回くらいノックしたら渋々開けてくれた。優しい硝子。



硝「ていうかそのTシャツどこ売ってんのよ」

『駅のお土産屋さん』

硝「服は服屋で買え」

『ねぇ何着てけばいい？』

硝「んーそうだな、夏油の好きそうな服とか？」

『……夏油の好きそうな服？』



なんだそれ。何が好きなんだあいつは。ボンタン？



『私さすがにボンタンは持ってない』

硝「あれは制服だろ。そうじゃなくて、夏油の好みの系統の服だよ。女のな」

『好みの系統…』

硝「可愛い系とか綺麗系とか」

『ほう…？』



系統かぁ…全く知らんな。五条に聞くか。







『おい五条！夏油ってどんな系統の服着てる女が好きなの！教えて教えて！』

髪の長い白いワンピースの女。→←無意識メンヘラ製造機。

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