終わりだ ページ14
吉「……さーて、おしゃべりも飽きちゃったし、そろそろ答え聞かせてくれない？
佐久早くん、私にくれるでしょ？」
『……っ』
…嫌だ…嫌だけど…
頷かないと、酷い目に遭う。
頷けば私は助かるけど、聖臣くんとは離れることになる。
拒否すれば私は襲われて、写真をばら撒かれて、聖臣くんの元へは帰れなくなる。
……あれ…なんだ、どのみちもう、聖臣くんとは終わりじゃないか。
思わず乾いた笑いを漏らすと頬を叩かれた
吉「…何笑ってんの？早く答えなさいよ」
短かったなぁ…私の幸せ
せっかく大好きな人のそばにいられたのに
今帰ったらきっと、彼の美味しいご飯が待ってたのに
……あぁ、嫌だなぁ
もっと一緒にいたかったなぁ
吉「………ね、今の状況分かってる？
早く答えろって言ってんのよ！！」
先輩はまた私の髪を強く引っ張った
『………です…』
吉「はぁ？何。聞こえないんだけど」
『……嫌です…っ！！！
先輩に…聖臣くんを渡したくないです！！！』
吉「……へぇ、あっそう。
じゃあ終わりだね、あんたの人生。
…好きにやっちゃっていいよ」
その一声で男たちは私の服を乱暴に脱がし始めた
『嫌っ…やめてっ！！』
その姿を一枚パシャリと撮った吉田先輩は私はキツく睨みつけると倉庫を出て行った
……もう、終わりだ、何もかも。
抵抗する気力もなくした私はゆっくりと目を閉じた
『……ごめんね…聖臣くん…』
───そう呟いた時、倉庫の外から何やら騒ぐ声が聞こえた。
吉「な、なんでここに…ちょっ！？痛いっ！痛いっ、離して！！離してよ…！！
……………古森くん…っ！！！」
『…！！』
悲鳴に近い声を上げている吉田先輩の腕を掴んで倉庫に入って来たのは…古森先輩だった。
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陽菜 - 楽しくて一気に読ませて頂きました☺️また更新されるのを楽しみにしています😊 (3月26日 10時) (
レス) @page27 id: 1b5aefd94b (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 氷水さん» 氷水さんお久しぶりです！更新しました〜🥺ほんとにみんないつ書かなくなってしまうか分かりませんもんね…私もまだまだ頑張ってみます！！😊😊 (3月15日 10時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - りりあさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！恐れ多いお言葉ありがとうございます🥲徐々に更新していきますのでよろしくお願いします！！頑張ります！！ (3月13日 23時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 面白いさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！そのように言っていただけて嬉しいです🥺亀更新ですが今後もよろしくお願いします🥺 (3月13日 23時) (レス) @page26 id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
りりあ(プロフ) - あのもう神ですか！！！急にすみません！更新お疲れ様です！！この小説大好きです！佐久早くんの良いところがつまりすぎてます🥹これからも続き楽しみにしています🎶 (2月5日 23時) (レス) @page25 id: befa00a738 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛愛
| 作成日時：2020年6月23日 19時
