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２「あ？なんやお前」
角「………お前が何？
誰の許可取ってその子触ってんの」
角名くんは聞いたこともないような低い声でそう言うと、私の腕を掴むヤンキーその２の手を無理やり引き剥がした
そしてすぐに私を引き寄せ、庇うように私の前に立った
２「……自分、調子こいてんとちゃうぞ」
１「痛い目合わしたろか」
うわうわうわ、ヤンキーたち激おこですよ
絶対逃げた方がいい。
だって角名くん細いからやられちゃうって…！！
あの噂は絶対にデマカセ…「お、おい！！お前らやめえ！！」
１「あん！？なんやねん！！」
３「黒髪…高身長…細い目…赤いジャージ
……こいつ、あん時の奴やで…！！」
『………？』
ヤンキーその３がそう言うと、ヤンキーその１とその２も何かに気づいたらしく、一気に空気が変わった
なんか、イラついた感じから、突然怯えたような感じに…
角「？
……あぁ、あの時の人たちか」
３「……い、いやぁ、えらいすまんことしたわぁ！
こんな夜遅くにその子が一人でおったから心配で声掛けてん！な！？」
２「そ、そうそう！！
お姉ちゃんもすまんな！」
１「ほ、ほな俺たちはこれで！！」
先程の威勢が嘘だったかのようにペコペコと頭を下げてヤンキーたちは去っていった
……え、角名くんと知り合いだった？
しかも、なんか怖がられてなかった…？
角「大丈夫？西山さん」
『………はっ
あ、う、うん…ごめん、ありがとう…』
角「こんな時間にどうしたの？」
『あ、えと、コンビニに…ダッツを買いに…』
角「ふーん
じゃあ行こ、俺もダッツ食べたくなった」
『えっ』
角名くんは私の手を握ると再びコンビニへ入った
さり気ない…さり気なし男だ…
そして、それを振り解けない…というか、解きたくないと思っている自分もいるから困ったもんだ
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サラミ - もうずっとキュンキュンしてました!!!!!素晴らしい作品をありがとうございます (2022年10月31日 17時) (
レス) @page35 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
風矢@二次元待ち(プロフ) - 本当に素晴らしい作品でした、！ (2022年3月12日 18時) (レス) @page35 id: 36c7d7ece8 (このIDを非表示/違反報告)
要 - めっちゃキュンキュンしました!一分位スマホ拝みましたww (2021年12月12日 16時) (レス) @page35 id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 妃奈さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます(´；ω；｀)そう言っていただけて嬉しすぎてニヤニヤしております…ありがとうございました(´；ω；｀) (2021年5月21日 16時) (レス) id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
妃奈(プロフ) - 素敵なお話でした…！！こう角名くんの虜になってしまいそうな素敵な話でした…！！ (2021年5月18日 22時) (レス) id: a89e8943c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛愛
| 作成日時：2020年6月2日 21時
