【トリップ】二人の幼なじみがある世界で恋をした【文スト】 (ページ15)

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12話☆ ページ15

かるはside

中原を煽りまくってたら、後ろから芥川がやって来た。

か「あっ‥‥」

そういえば、さっきまで夜叉と戦ってたんだよね‥‥

こんな短時間で倒しちゃったんだ…‥‥

芥川に恐怖を覚えながら、見つめていた。

芥「見つけたぞ。ゲホッ‥‥。『殺人ピエロ』」

か「う"ぇ"っ！？」

ななっ、何故っ！？僕！？

敦「かるはさんに近付くなっ！！！」

敦君に抱き寄せられる

瞬間

僕の顔に熱が籠ったのが分かった

何でか、分からないけど、一瞬だけドキッとした。

本当に何でだろ？←

そんな事を思っていると、後ろから美緒と中原の声が聞こえてきた。

美「ナメクジ…‥‥」ﾎﾞｿｯ

中「おいっ！太宰からのメモ見ながら、言わなくていいんだよっ！！」

ふと、振り返ると、美緒と中原が親しげに喋っていた。

だが、中原の目付きが『美緒、好き』って言ってるみたいな熱っぽい光が雇っていた

そして、中原が美緒に少し顔を近付けた瞬間。

ﾌﾞﾁｯ

僕の中で何かが切れた

抱き寄せられていた、敦君の腕を振りほどいて、そのまま、前にいた芥川の首元を掴んだ

中「‥‥え"！？」←

か「うあぁぁぁぁっっ！！！」←

すると、見事に中原の顔面に芥川が勢いよくぶつかってそのまま、倒れた。

か「‥‥次、美緒のことそういう目で見たら、ぶっ◯すから‥‥」ﾆｺｯ

美「？そういう目？」

トリップ前に、皆にいつも怖いと言われていた
目が死んでる＋笑顔で中原に云った

中原が、小さく驚いているのを横目に、美緒の手を取った

か「何でも無いよ！！ほらほらっ！はやく、脱出しなきゃ！ね！」

いつもの営業スマイルで、美緒と一緒に走り出す

敦「(実はかるはさん結構、強いのでは…‥‥(汗))」

そんな敦君の想いは、僕と美緒には届いていなかった。