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10話☆ ページ13

かるはside

結局、僕は、美緒の危険を考えて美緒といつも一緒に行動することになった。

でも、今日は敦君もいる

理由は、探偵社の買い出しに行く場所が、遠いので女の子二人だけでは危ないという訳だった

敦「僕が二人の守護係なんて‥‥。何だか申し訳ないです」

電車の中で敦君が云った

美「そんな事ないですよ!居てくれるだけで、安心ですから!ね!かるは」

か「うん!そうだよ!」

そう言うと、同時に車内に目的地到着のアナウンスが響いた

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美「これで、全部かな?」

か「うん!揃ったと思う!」

そう言いながら、3人で帰りの電車へと足を運ばせていた

その時。

前からやって来た人に当たって、僕の持っていた荷物を派手に転がってしまった

か「うわ‥‥やっちゃった。」

急いで、荷物を集めて行こうとした瞬間

か「‥‥え?」

美緒と敦君が居ないことに気がついた

もしかして、気がつかないで行っちゃったのかな‥‥?

どうしよう‥‥

不安になっていると、後ろから肩を叩かれた

か「‥‥?」

?「名は、何と言う?」

真っ黒な服を来た青年が訪ねてきた

か「は?」

?「お初にお目にかかる。僕の名は、芥川。
卑しきポートマフィアの狗だ。名は何と言う?」

『ポートマフィア』

その言葉を聞いて、背筋が凍るような、感覚が押し寄せた

か「っ!!」

何も答えずに、逃げ出そうとした瞬間

突然、手を捕まれそのまま引っ張られた

芥「首領から、美緒という娘を捕まえる為に貴様を閉じ込めろと命じられている。着いてこい」

か「はっ!?い、嫌です!!」

必死に逃げようとしたのに、そのまま、捕まれてポートマフィアの変な部屋へ連れていかれた

か「此処、何処ですか!?今すぐ帰してください!!」

芥「座敷牢に入れなかっただけ、有り難く思え。『殺人ピエロ』。此処は、僕の部屋だ」

か「さ、『殺人ピエロ』。何で‥‥?」

芥「情報くらい、集めれば直ぐに分かる。美緒という娘がポートマフィアに来るのも時間の問題だ」

そう言って、何処かへ行ってしまった

か「‥‥。あ。今のうちに逃げれば!!」

急いで、扉を押したが、いくらやっても動かなかった。

か「‥‥鍵掛けられた」

周りを見ても、窓1つ無い。

本当に閉じ込められてしまったのだ。

僕はその場にバタンと力無く座り込んだ

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作者名:山菜桜&山菜かるは | 作成日時:2017年12月2日 19時

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