8話☆ ページ11
かるはside
さて、ところでどうやって異能力使うんだろ←
か「‥‥異能力!!」
ザッとカッコよくポーズを決めて、美緒の前に手を向ける。
美「‥‥?な、何も出ないねぇ?(汗)」
か「あっれぇぇ!?!?」←
左手のピエロを見つめてみるが、特に変化が無く、ただ不気味な笑みをずっと浮かべているだけだった。
すると、何処からか女性の声が聞こえてきた
?「今日は、花が美しいのう。
そうは、思わぬか?美しき、妖刀使いの娘__。
夜桜美緒よ。」
か「誰!?」
其所には、一人の和傘を持った美しい女性がいた。
「お主は‥‥はて?誰かのう?
わっちには、見覚えがあらぬ」
か「美山かるは‥‥。美緒の大親友だけど?」
睨みながら、美緒を守るように前に出る。
さっき、攻めてきた人達の仲間だろうか?
?「そうかえ。じゃが、わっちには、興味も出ぬわ。小僧、其処をどけ。命を取られたくなければな‥‥」
美「かるはっ!大丈夫だから、だから‥‥
ねぇ!!」
美緒が、僕の手を掴んで離さない
か「‥‥一緒に居るっていった‥‥」
美「‥‥そ、だけどっ!でも、かるは。死んじゃったら」
か「僕を信じてよ!絶対死なない!!美緒を一人にしない‥‥。約束ね!」
「あと‥‥僕、小僧じゃなくて女だからっ!!!」
そう言って、女性の方へと全速力で走っていった。
?「やっと、来たか」
と、突然。
ピエロがケタケタと気味の悪い笑い声を出した。
美「っ!‥‥かるは!?」
か「‥‥はっ、あはははははははっっ」
「消えろ‥‥全部消えろ!!」
『嘲笑ピエロ』
彼女が、そう唱えた時。
ピエロが、彼女の背より大きくなり全てを呑み込むかの様な暗闇が世界を包んだ
彼女の手には、巨大なピエロに繋がる赤い糸が繋がっている
そして、ニヤリと笑いながら女性____。
尾崎紅葉にこう言った。
か「‥‥貴方を狂わせて差し上げましょう」
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山菜桜&山菜かるは | 作成日時:2017年12月2日 19時