恋色ふれんど (ページ6)

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キーンコーンカーンコーン

いつの間にかお昼時間になりぼーっとしていると

平野くんが私の目の前に来た。

紫耀「Aちゃん、」

「えっ、な、なんですか？」

紫耀「友達の印として一緒にだべよーや」

「えっ、」

紫耀「迷惑やった？」

「あ、あの、と友だちと食べないんですか？」

紫耀「俺ら友達やん」

「い、いやちがくてほら！いつも一緒に食べてる人達です」

紫耀「あー。いつも適当に集まってるだけやから気にせんでええで」

「そ、そうですか」

紫耀「Aちゃん優しいな」

とわたしの頭をポンポンする。

「ひぇぁ」

紫耀「何その声笑」

「びっ、くりした声です」

紫耀「やっぱ面白いなー笑」

と笑ってる平野くんをみると少し寂しかったのが一瞬でここちよくなる。

「ひ、平野くん」

紫耀「ん？」

「と、と友達ってなにするので、すか？」

紫耀「んー、俺にもよくわかんない」

とへらっとした顔でいう平野くん。

「ですよね、、友達っていうものは難しいですね」

紫耀「Aちゃん、友達なれて嬉しかった？」

「えっ？」

紫耀「なんか、嬉しそうって感じがしなくて」

「と、戸惑ってるだけです。誰かとと、友達になるの

ひさしぶりで、そのっ何をすればいいとかわからなくて」

紫耀「そっか。じゃあ、握手」

「あ、握手ですか」

紫耀「Aちゃんの場合は時間がかかっても俺に少しでも

慣れる事から始めよう」

「え、それでいいのですか？」

紫耀「うん。ってことで、俺のことは紫耀ってよんで。

後タメ。」

「紫耀くんっ、てよびよびま、呼ぶね」

紫耀「タメにするとけっこう焦るな笑じゃあ、これから

友達としてよろしく。」

「あっはうん！あ、握手！」

こうして紫耀くんと友達になりました。