【文スト】たとえ血の繋がりがないとしても (ページ5)

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４日目ページ5

芥川「五月蝿い前髪。幼少期から其の様な前髪なのだろう？何だ、伸びてないのか？失敗してから伸びてないのか？」

中島「あ？お前ももみあげ変だろーが。前髪は短いのにもみあげだけ長過ぎるだろ。それになんで先だけ白いんだよ。可笑しいだろ。一人称も可笑しいだろ。」

太宰「彼の子達何してるの？」

休日は治が一番最後に起きる。
例外は中也の二日酔いが激しいときだけだ。

今日も相変わらず最後に起きてきた治は状況が掴めずに居るらしい。

中原「敦のプリンを芥川が食べたらしい。其れで敦がキレたンだが、後で敦が芥川のゼリーを食べたのが発覚してこの態だ。」

太宰「へ、へぇ…………」

『ん？治？』

太宰「なんだい？」

『いや、挙動不審だなって。』

明らかに目を逸らす治。
あぁ、成程。

『敦、龍、プリンもゼリーも食べたの此奴だよ。』

太宰「プリンは私だけどゼリーは違うっ！」

桜空「おさむにぃがたべていいっていったよ？」

太宰「桜空ちゃぁぁぁぁぁん！！？？」

芥川「表に出て下さいっ！」

中島「そうだそうだ！」

太宰「上等だよ！」

治が外に出る。
と、同時に龍が鍵を締める。

太宰「え、ちょっと！今ガチャって！開けてッ！！！」

中原「良くやったな手前ら。冷蔵庫に入ってる俺と太宰のプリン食っていいぜ。」

芥川「有難うございます！」

中島「プリンっ！！」

太宰「Aッ！！！」

『日頃の行いでしょ。プリン私も食べよ。』

桜空「しゃくらもー！！」

中原「俺はアイス食うかな。」

其の日、家には苦情が来た
お宅の男性が何やら騒いでた、だって。