黒の頭脳 vol.3 ページ4
狩場の地下駐車場に、RX-7は停車した。
『ねぇバーボン、私死ぬんですかね?』
「さぁ?ベルモットの考えていることは僕にもよく分からないのでなんとも。」
インカムの調子を整えながら、私はタブレットを開く。
今回の狩場は大手車メーカーの新車お披露目を兼ねたパーティ会場。
対象はスポンサーの会社の会長。
タブレットには来場者のリストと、会場の地図が入っている。
『バーボンはウェイター、ベルモットは来場者として紛れ込んでください。キャンティとコルンの狙撃ポイントは事前に連絡しましたね?ジンとウォッカは待機を。』
“了解”
“分かりやした”
私がいくら的確な指示をしても、返事を返してくれるのはいつもキャンティとウォッカだけだ。
バーボンはまちまちと言ったところか。
寂しいぞ私は。
「行ってくる。」
『はーい、いってらっしゃい。』
降谷さん___バーボンはウェイター用の服を手に車を降りる。
私はパーティ会場の駐車場で支持を出すために待機だ。
先に映像を送り込んできたのはベルモットだった。
変装したベルモットのメガネにはカメラが内蔵されている。
バーボンも同様に、カメラ付きのメガネを着用して貰う予定だ。
私はこの映像とインカムから送られてくる情報を頼りに支持を出す。
そして、同時にこの会場にいる公安警察官にも、だ。
《バーボン、ベルモットの潜入開始。キャンティとコルンの待機スポットを改めて添付する。》
そう風見さんにメールを送る。
さて、作戦参謀として与えられた仕事をこなしますか。
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雪月(プロフ) - クロコクさん» 指輪ありますか!情報ありがとうございます!過去編は回想のつもりで書いてるので本名バレてないです!家族の件は、まあいっかなって!色々と目をつけていただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2022年6月20日 2時) (レス) @page49 id: ffbd885888 (このIDを非表示/違反報告)
クロコク - 家庭教師の所で夢主本名バラしちゃってない?気のせい? (2022年6月19日 23時) (レス) @page46 id: 3f3443590f (このIDを非表示/違反報告)
クロコク - 降谷さんの名前知ってる人少ないのに、家族に名前教えちゃって、いいのかな… (2022年6月19日 23時) (レス) @page39 id: 3f3443590f (このIDを非表示/違反報告)
クロコク - 間違えた、ビックジェルで指輪はたまに出るのでありだと思います (2022年6月19日 23時) (レス) @page29 id: 3f3443590f (このIDを非表示/違反報告)
クロコク - ビックジェルで宝石はたまに出てるのでありだと思います (2022年6月19日 23時) (レス) @page28 id: 3f3443590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさ | 作者ホームページ:
作成日時:2022年5月5日 21時