4〜お父さんの仕事〜 ページ5
優一「A。エミリー。話をしよう。」
エミリー「でも、あなた!」
優一「大丈夫だ。Aもわかってくれるだろう。巻き込まないためにもな。」
巻き込まない?やっぱり、お父さんは黒の組織と絡んでる?
優一「A。これから話すことは、信頼できる人だけに言え。」
『うん。』
リビングのテーブル席に座って、みんなで話す。
お父さんの仕事について。
優一「お父さんはな、今。ある組織に潜入しているんだ。」
『そしき?』
優一「ああ。Aにはわかりずらいか。簡単に言えば、悪い人たちがいるところだ。」
『わるいひと?お父さん、それ。』
危険だ。って言いたかったけど、四歳児にそんな言葉使っていいのか迷った。
優一「悪い人たちがいるところに、お父さんは仕事としてそこにいる。その人たちの都合で、アメリカに行く事も増えると思うんだ。」
『アメリカ?』
優一「ああ。それに、Aもついていきたいか。聞いておこうと思ってな。」
エミリー「まさか、こんな早くAに優一さんの仕事の事を話すことになるなんて。」
『まだ、行きたくない。でも、大きくなったら。お父さんのあと、行く!』
四歳児っぽい台詞、ちゃんと言えたかな?
子供の役、疲れるんだよな〜。
エミリー「そうね。じゃあ、Aが小学校に通いなれたら行きましょうか。」
『うん!』
優一「この話は、解決な。」
と、お父さんの一言で話は終了。
その日の夜ご飯は昨日の残りのカレー。
明日は、メアリーさんとご対面か。
そんな事を考えながら、私は布団に入った。
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Maho(プロフ) - 読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月24日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2018年7月23日 19時