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四歳になった。
ある程度、言葉を話せるようになった頃。
エミリー「A〜!ちょっと来て!」
『なにー?』
エミリー「明日、メアリーと会うことになったのよ!」
『えぇ〜!?』
お母さんよ、それを急に言うかい?
まだ心の準備できてないってのに!!
エミリー「それにニュースよ!Aと同じくらいの子がいるんだって!」
『へ、へぇ…。』
ぜ、絶対それって赤井さんや。(震え声)
え、なにこれ。死なせる気かい?
エミリー「A、聞いてるの?」
『聞いてるよ!ちゃんと!』
エミリー「あら、そう。男の子らしいから、仲良くなれるといいわね。」
『お、男の子〜…。』
お母さんの言葉瞬間、希望は消えた。←
さっきから感情が激しい私に、お母さんは引き気味。
『てか、お母さん。急に決めすぎ!』
エミリー「仕方ないでしょ!優一さんがいつかわからず、アメリカに行っちゃうかも…。あ。」
『あ、アメリカ…?』
お母さん、なに。言っちゃった、みたいな顔してんのよ!!アメリカってどゆこと!?
エミリー「A。ごめんね。わかってちょうだい。お父さんの仕事上、行かないといけないのよ。」
『なんで!?』
エミリー「なんでって言ってもね…。」
お母さんが話しやすいように、私と背を合わせてくれる。でも、話ずらそうだった。
優一「それはな、オレがアメリカで仕事をしてるからだ。」
エミリー「優一さん!」
『お父さん!!』
お父さんが丁度いいところに帰ってきた。
お父さんの仕事について、話してくれるらしい。
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Maho(プロフ) - 読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月24日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2018年7月23日 19時