赤井さんの想い人【名探偵コナン】

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蘭「ウソ！昴さんがまだ旅館に戻ってないって？」


『うん。村の人に聞いたら眼鏡の男性が一人で森の中に入って行くのを見たって！』


小五郎「じゃあ携帯で呼び出しゃいいじゃねぇか！」


そう言った小五郎のそばで、和葉は携帯を見て「アカン！ここ圏外やで！」と焦り始めた。


平次(何しとんねん？赤井さん…。)


コナン「ごめんなさい、お巡りさん！事件現場行くのはまた後で！」


「えぇ…では後ほど…。」


A達はとりあえず、村を探すことにした。


『昴さーん!!』


和葉「どこやのーん!?」


コナン「昴さーん!!(まさか…。赤井さん、あの手紙に何か書いてあって、変な所に呼び出されたのか？)」


コナンと平次は焦りの顔を浮かべ、お互い顔を見合わせた。


「おい、聞いたかよ？湖の素っ裸の死体が浮いてたってよ！」


「ああ！でもまだ息しててウチの母ちゃんが毛布持ってったぞ！」


コナン/平次「「何ィ!?」」


コナンと平次が二人の男性に近づき、「ねぇ！それってメガネかけてた男性!?」と訊いた


「い、いや…ニット帽だけ被った男だったよ。」


『ニ、ニット帽だけ…？』


蘭「それってまさか…。」


和葉「まさかの…赤井さん？」


教えてくれた男性に案内されて、湖の方へと走ったA達。
そこにいたのは、毛布にくるまっていた赤井らしき男だ。


「あそこ！あの毛布の男だよ！」


『(しゅ…秀一!?)秀一〜!!ちょ、何でよ!?どうして秀一が…。』


「秀一…それが俺の名前ですか…？」

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