オッドアイの女１【名探偵コナン】

ギスギスしたお茶会４ ページ44

鑑識さんの調べで、ティーカップの飲み口に毒が塗ってあったことがわかった

しかも、口紅がついてあったあたりだそうだ

黄色いのがカモミールと、ペパーミントが茶色で、バタフライピーという青い色


コナン「でも、度胸がある犯人だよね？」


蘭「ちょっとコナン君？」


コナン「だってボクがカップに毒を塗ったら絶対外に出ないもん！紫苑姉ちゃんだってそうするよね？」


『えぇ。自分いない間に勝手にカップを拭かれたり、カップの位置やお茶の種類を変えられたら……どれが毒のカップがわからなくなる』


私の説明に毛利さんと目暮警部は言葉を合わせて納得した

目暮警部はこの病室をまた徹底的に調べ直す必要があるというが、そんなことはする必要はない


コナン「一人いるじゃない！堂々とカップに毒が塗れて……そのカップから一度も目を離さなかった人……だよね？」


コナン「ゼロの兄ちゃん」


コナン君……わざわざアダ名言うって……危険すぎるよ


蘭「ゼロの兄ちゃん？」


『安室さん、子供の頃ゼロ呼ばれてたらしいよ』


帰って彼の事を秀一に聞くしかなさそうだな……秀一、詳しそうだしって言っても教えてくれないかも


安室「毒を塗った自分のカップを被害者のカップとスリ替えるチャンスを虎視眈々と狙っていた人物……それは高坂樹理さん……あなたしかいませんよね？」

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