オッドアイの女１【名探偵コナン】

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帝丹高校に着くと、蘭ちゃんや園子ちゃんが職員室まで連れていってくれた


『ありがとう！』


園子「こんなの大丈夫よ！」


蘭「同じクラスになるといいね！」


私はうん！と笑顔で頷き、蘭ちゃんや園子ちゃんを見送った


『失礼します』


「おー！転校したきた夜桜紫苑さんだな！」


『え、えぇ……(私の偽名？)』


「俺のクラスだからよろしくな」


私の偽名、ベルモットが勝手に決めやがったな！
普通に自分自身で決めたかったんだけど……

まぁ、いいや。

先生に教室の前まで案内されて、ここで呼ぶまで待ってろと言われた


『２年Ｂ組……』


「入ってきていいぞ！」


呟いた瞬間言われた、私は少し緊張気味に入りクラスを見渡した

あ、世良真純……確か、赤井秀一の妹さんだったわよね？

少し厄介だな……


『夜桜紫苑。よろしくお願いします』


「えーっと、夜桜の席は……「蘭の隣でーす！」……だな」


『あ、はい』


園子ちゃんや蘭ちゃんと同じクラスになったのはラッキーだけど……

世良真純、彼女は少し厄介だよ……秀一とは色々あったから。


『よろしく。蘭ちゃんに園子ちゃん』


「「よろしく！！」」


HRが終わると、質問タイムが始まってホントに疲れるんだよね


「ねぇねぇ！夜桜さんのその目ってさ、オッドアイって言うんだよね!?」


『え、えぇ……』


「綺麗な目だよね！」


綺麗な目、かぁ……【出てけよ！バケモノ！】あ、やばい……

昔の記憶……なんで今更思い出すのよ……


「ちょっといいか？」


「あ、世良さん」


【近寄るな！バケモノ！】


いや……なんでこんな記憶、今まで忘れてたのに……


『いっ……』


真澄「大丈夫か!?」


『へ、平気よ……このくらい……』


昔の記憶、まだ私が黒の組織や秀一に出会う前の私の記憶だ

もう、思い出さないと思ってたのにな……

ねぇ、あなた達はホントにこの目を綺麗な目だと思ってるの？

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