オッドアイの女１【名探偵コナン】

ミステリートレイン９ ページ22

火元の場所に行ったけど、煙だらけすぎて何も見えなかったが……

バーボンとシェリーが話している声が少しだけ聞こえた

それに、あの人影……後ろ姿だったけど本物の秀一だった……


蘭「あ、紫苑！！」


『蘭ちゃん！』


園子「どこ行ってたの!?心配したんだから！」


『ごめんごめん！』


両手を前にして謝った
この子達には心配かけらんないわね……




終着駅の名古屋に着いて、私は人混みに紛れて一人で行動することにした

パシッ


『えっ！？』


昴「紫苑さん、探しましたよ」


『さ、探したって……』


昴「ひとりっぽかったので……声をかけるのにもこの人混みで、つい腕を……」


待って……やっぱり、うん……これで絶対そうだよ……


昴「紫苑さん？もしよろしければ、一緒に帰りませんか？」


『えっ、私とですか!?あ、いや……私と帰ったってつまんないだけですって！』


昴「そんなに否定されると余計に帰りたくなりますよ？」


『えっ、きゃ！』


ちょ、この人混みで引き寄せないでください！

っていうと、はぐれるといけないので……という昴さん

だから、そーゆー問題じゃ……帰ったらとりあえず聞かなくちゃな

昴さんに……問い詰めてみたいもの。

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