オッドアイの女１【名探偵コナン】

ミステリートレイン６ ページ19

コナンside
彼女のさっきの言葉……あれってベルモットが言ってたやつだよな？


【“A Secret makes a woman woman……ボウヤなら、この意味わかるはずよ？】


彼女のあの洞察力……

それに、あの瞳の色どこかで見た事あったって思ったのは……


【秀一!!ちょっと何してるの!?】


コナン「やっぱり……」


彼女は奴らの仲間なんかじゃねぇ……髪は短くなって声も違うが……

れっきとしたFBI捜査官、篠宮Aだ
だが、何故髪型や声も違うんだ？

女は秘密を着飾って美しくなる……確か、ベルモットのお気に入りって奴が組織にいたよな……


『コナン君？大丈夫？』


コナン「う、うん！」


蘭「コナン君！紫苑！何してるの？行くよー！」


『わかったわ！』


紫苑さん、いや……確信をまだ持ってないがAさんに本当の事を話せば……




紫苑side
コナン君が焦っているような表情をしていたけど、思い出したようね……

私の、本当の姿を……


蘭「あれ？あなたも乗ってたんですね！安室さん！」


安室「えぇ！ネットでうまく競り落とせたんで……さっき食堂車で毛利先生ともお会いしました！」


園子「誰？このイケメン……！」


蘭「前に話した、お父さんの弟子になりたいって探偵さん！」


安室「そう言えば、紫苑さんも来ていたんですね！」


『え、えぇ……』


バーボン……あなたが私にも、ミステリートレインのリングくれたんでしょうが！


園子「知り合いだったの!?」


『ちょっとした事でね(汗)』


安室「それより車内で事故があったようですけど……何か聞いてます？」


『さっき殺人事件があったのよ……今、世良さんとコナン君が現場に残ってるわよ』


私が説明すると、バーボンは毛利先生におまかせした方がよさそうと言った


安室「それはさておき……紫苑さんは、どうして事件現場に行かないんです？」


『それは私の勝手でしょう？余計な事言わないでくれる？』



蘭/園子「(この二人、合わせちゃやばそう……(汗))」


私が組織の人間だったとしても、事件現場に行くか行かないかは私の勝手

けど、哀ちゃんの様子が気になったからこっちに来ただけなんだけどね……

やっぱり、秀一に似た男もさっき通りすぎたけど……本物なの？

あの火傷……気になるから、探してみるか？

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