オッドアイの女１【名探偵コナン】

ミステリートレイン３ ページ16

「この部屋にいた被害者役の人と一時的に部屋を入れ替わって……訪ねてくる探偵達を迷わせろって……違う？」


蘭「すっごーい！さすがコナン君……」


真澄「政界だよ！」


『流石ね……ﾌｯ』


私はひそかにバレないように口角をあげた
工藤新一君……小さくなってもったいないくらいね


蘭「誰かにノックされて扉を開けたら封筒が落ちてて、中のカードにこう書いてあったのよ……《おめでとう！あなたは共犯者に選ばれました》って！後はコナン君が言った通り……」


園子「７号車のＢ室で被害者役のお客さんが待ってるから、入れ替わって推理クイズを盛り上げてくれってねェ!!」


コナン(当てられて逆ギレかよ……)


なんでそこでキレるよ園子ちゃん……


真澄「んで、その被害者役の客と蘭君達が丁度入れ替わる所に、ボクが通りかかって……指示されたカードを見せてもらって……事情を把握したってわけさ！」


『その後に私も合流したのよ、ね？蘭ちゃん？』


蘭「うん！だから今頃はあの被害者役の人、わたし達の８号車でくつろいでるんじゃないかなぁ？」


コナン君は、毛利さんはそのまま８号車に？と蘭ちゃんに聞いた


園子「ウチらと一緒にこの部屋に来たけど、被害者役の人に言われて食堂車に行っちゃったわよ！」


コナン「食堂車に？」


蘭「最後にこの推理クイズの答えを解説する探偵役をやって欲しいから……食堂車で待機しててくれってさ……」


それにしても妙だな……なんで、蘭ちゃんや毛利さんなどこの子達だけにそのカードを渡したのか……


真澄「それより初めましてだよな？」


哀「え？」


真澄「君だろ？灰原って子！」


世良さんが前のめりになって哀ちゃんを見ようとしたが、コナン君が代わりに「あ、ああ……」と答えた


真澄「君とは一度お話したかったんだよね……」


哀(こ、この人……まさか……)


「『誰/誰だ！？』」


哀(え？)


今、扉越しになにか見えたような……気のせいなのか？


『世良さん、どう？』


真澄「＿＿＿って、思ったけど……気のせいだったよ……」


『そう。まぁ、とにかく……死体消失の謎は解けたって事を車掌さんにでも伝えてみれば？』


私がそう言うと、毛利さんに伝えなくていいのかと聞くコナン君

蘭ちゃんは、どーせ食堂車で飲んだくれてるから放っとこだと……

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