蘭の従姉妹は転生少女【名探偵コナン】

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そこに江舟先生が私と新一の頭の上に手を置くと、にっこりと笑顔を作った


江舟「 コラコラ、二人共 ケンカしない！新一君も泣き虫なんて呼んじゃダメだよ！」


多分、新一は江舟先生のことを知らないんだろう

睨みつけていたから。


新一「 誰だ? お前 」


江舟「 江舟論介……君の担任の先生さ！ヨロシクね！」


新一「 ああ……ヨロシクな……」


いや、こんな幼稚園児いたら先生達も大変だろうな……




翌日

工藤邸では新一が江舟の話をしていた


新一「 絶ーっ対 おかしいよ、アイツ‼絶対の絶対！」


有希子「 アイツって、保育園の担任の江舟先生? 」


新一「 うん！ 」


新一は江舟が何か怪しいと気づいたらしい
その事を有希子と優作に話していた


有希子「 おかしいって……どんな風に? 」


新一「あ、うん。アイツ！Aの布団の場所だけ決めてるし、散歩の時Aの手だけ ずうっと握ってるし……散歩で行った滑り台も順番待ってた奴をとばしてAに滑らせたんだ。大声で名前までも呼んで」


新一「 きっとアイツ、あの子を手懐けて子分にして
何か悪いこと企んでんだよ‼ 」


有希子は「へぇ……」と言って少し考える素振りを見せると、新一の顔を覗き込んだ

そして悪戯っ子のようにニヤリと笑う


有希子「ははーん。さては新ちゃん……その先生がAちゃんばかり可愛がってるからヤキモチ焼いてるんじゃないの? 」


新一「ちげぇ！」


新一が言い訳をしていると、そこで優作が口を開いた


優作「 でもまあ、一人の子だけひいきするのは問題だな…… 」


有希子「 その先生に理由を聞いてみた? 」


新一は頷くと江舟先生に聞いたことを話し始めた
有希子を見上げながら

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