第２７話〜再会・再開〜 ページ32
笠原のターン
あの後も何も無く、普通に話しかけてくれるし、やっぱり嬉しいね
１人の青年が暗くなった夜空を見上げこう呟いた
【感謝してるよ、數】
それは、誰にも聞こえず
中の者にしか聞こえなかった
もう迷いも無い
心配しなくてもいい
こいつらがいるから
今日も頑張って教えようと思うのだ
信頼がある限りこの絆は、切れない
いや、
(俺が切れさせないんだがな…龍が頑張って初めて信頼を手に入れたんだ…切れさせないさ)
中の者は、こう思ったのだった
側から聞こえる仲間の声、従兄弟の声、友達の声
時には、道に迷うかもしれない
(色々な意味で)
けれど、きっと仲間が救ってくれるだろう
いつか仲間達と別れてしまうのだろう
きっと従兄弟達や自分が見ている生徒達は、春高、インターハイが終われば去っていってしまうのだろう
だが、青年は、思う
泣かずに笑いながらその遠ざかっていく背中を見ながら送り出してやろう
たとえ泣いたとしても悔しがらずに俺の生徒は、こんなに強いんだぞと
そんな思いを抱いて送り出してやろう
時々、俺があいつらを引っ張っていってやろうと
つまずかないように
その生徒達の手を握りながら
何かを犠牲にしなきゃいけない時は、俺が犠牲になろうって
俺があいつらを上に上げてやろう…そう思った
『兄さぁぁぁん…』
呼んでる俺を
こんな俺を呼んでくれる人がいる
「おい、龍！」
「お疲れ様」
「長文お疲れ」
おい
おい
今、シリアスな雰囲気だったよね？
何故かな？ん？
『可哀想に…相手もいないなんて…』
そんなマジバーガーに務めてる俺に相手なんて…
って
笠原「ぶっ飛ばすぞ」
『('ω')ｳｨｯｽ』
まあ、こんな従兄弟でも可愛いとは、思うんだよね
雄飛「先輩ー！！」
笠原「はいはい、今行くから」
…騒がしいけどね
番外編〜もし夢主君達が仮面ライダーだったら〜→←第２６話〜嘘〜
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砂漠の我愛羅(プロフ) - 博霊来夢＠影山大好き人間さん» こちらこそコメントありがとうございます（スライディング土下座← (2015年7月8日 21時) (
レス) id: f4d54dd36a (このIDを非表示/違反報告)
博霊来夢＠影山大好き人間 - 素敵な小説をありがとうございます（土下座） (2015年7月8日 21時) (レス) id: 0f18ec9b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠の我愛羅 | 作者ホームページ：http://123
作成日時：2015年6月11日 21時
