6話 ページ6
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放課後。
バイトの制服に着替え、追加で作られたチョコレートたちをガラスケースに並べていると、本当に柴咲くんが来た。
『いらっしゃいませ』
本当に来た。約束ちゃんと忘れてなかったんだ。
もしかしたら来ないかなー、とか思ってたのが申し訳なさすぎる。
『本当に来てくれると思わなかった』
「え、ちゃんと行くって言うたやん」
『いやー柴咲くんってよくぼーっとしてるから約束頭からぬけちゃったりしてるんじゃないかなーって』
「失礼やな、俺約束守るから。てかそんなぼーっとしてへんし」
『うそー、ぼーっとしてるよ』
うわー、やっぱりたくさんしゃべってる！こんなに柴咲くんとしゃべったのいつぶり？
「あ、生チョコ、おいしかった」
『ほんと！よかった。伝えとく。
あ、ホワイトチョコだよね』
ここのチョコはどれも美味しい。私も食べたことあるけど、あったらある分だけ食べちゃいそうだもん。
「道園さんは作らへんの？」
『チョコ？んー、私は売り子だから作らないかなー、まぁ多少の興味はあるけど』
いつか先輩に私でも作れるチョコとか教えてもらおうかな？
会計しながらそんなことを思いつく。
「そうなんや。あ、ありがとう」
『うん。また来てね』
ホワイトチョコの入った袋を柴咲くんに渡し、さらっと客引きしとく。
「うん。多分時々来ると思うわ。じゃ」
柴咲くんはさっそうと出て行った。
まさかの、また来る発言。
柴咲くん……わかんないなぁ。
うちのチョコ、気に入ってくれたってことかな？そうだと嬉しいな。
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煽田(プロフ) - みきさん» 読んでくれてありがとうございました！！いや〜、恋心を自覚してからの2人は長かったですねw楽しんでいただけて良かったです！ (2022年2月15日 6時) (
レス) id: 31411a57ca (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お疲れ様でした！もうずっといつくっつくんだ！ってソワソワしてました！やっとくっつけたみたいで良かったです！微笑ましい限りでした！ありがとうございました！ (2022年2月14日 21時) (レス) @page40 id: 23779c598a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煽田 -アオタ- | 作成日時：2022年1月7日 19時
