吸血鬼のプリンス様 (ページ4)

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プロローグ4 ページ4

トキヤ]...誰ですか..!?

綺羅｝...イブ..イブアダムを選べ...。

...ざっ...ザアアアッ...。

トキヤ]あっ！待ちなさい！！..チッ。

千影:イブ...？今のは一体..あの人たちは誰..なの？

藍」..あいつらの..匂い...。

翔』くせぇな...。

蘭丸】あいつらも同業みてぇだな。

千影:..え!?そ、それって...！！彼らもヴァンパイア!?

レン〉でも、純血種のヴァンパイアとは違うみたいだねぇ。

カミュ》..もしかして、目的は..

千影:..へ？私？

蘭丸】..いい加減理解しろ。お前の血が俺達ヴァンパイアにとってどれだけ特別かをよ。

トキヤ]宣戦布告ってわけですか。おもしろい。ま、私は...千影がどうなろうと血さえ吸えればかまいませんが。

千影:ト、トキヤくん。

藍」でも、千影は僕のモノなのにあいつらに何かされるのは、許せない！

翔』まぁそれはそうだな。

レン〉俺は、誰とでも楽しめるけどね。ま、でも新鮮な血は譲れないかな。

千影:そんな、この血のせいでまた巻き込まれるの!?

ぎゅっ

翔』お前はどうしたい？

千影:...え？私がどうしたいか？

トキヤ]そんなの決まってますよね。あなたは私たちを選びますよね？ねぇ、千影さん。

千影:..私？私..は...私は、誰の傍にいたい？

＊明日から本編書きます。