第27Q あと一歩 ページ30
ナッシュだけに脳みそをフルダイブさせているA
PGとしての働きは赤司に託して
一瞬の読み合いを数多ものパターンから計算して遂行する
そんなAを見て、
コート上の青峰も火神もじっとはしていられない
彼らもまたゾーンに入り赤司の目を使わずとも
コート上の3人が自然にゾーンに入ることとなった
ここから、反撃を始める＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿!!
赤司「よし、OFはテツヤを駆使しつつあの二人主体で行く。だが隙さえあればAもガンガン狙っていけ」
『とーぜん、ま考えるヨユーあんまねぇから
そこんとこは赤司頼んだぜ』
赤司「あぁ。決着をつけるぞ!!」
Aがナッシュを抑えつつ
火神と青峰がパワーでシルバーを押し倒す
そして、黒子も負けじと
幻影のシュートを決めて 得点を繋げる
チーム弾丸となって勝利に尽くす
残り2分でついに あと一歩のとこまでたどり着いた
しかし、ジャバウォックの驚異も勢いを増すばかり
ナッシュ「この程度の状況なんざ、
追い詰められたうちに入らねぇんだよ！！」
再びAとナッシュの1on1
読み合いをすっ飛ばしてナッシュは
スピードで押し切る
Aは一瞬 頭が働かず
追い抜かされる
＿＿ｶﾞｯ
黄瀬「Aっち!!」
スピードは十分で落ち着いたが
頭がナッシュについていかなくなってくる
ナッシュはAを翻してゴールへ
だが火神がブロックにとぶ
火神「このっ！！いかすかよおおお！」
パワー勝負ならナッシュにも挑める
そんな思いは一瞬で砕かれる
＿ｶﾞｺﾝｯ
ナッシュはあの火神の上からボールを叩き込んだのだった。
ナッシュ「来いよサル共。とどめさしてやる」
『(くそｯ、そろそろ頭が疲れて)』
未来が視えるナッシュに頭と耳で追いつくには
脳みそがもう焼ききれそうで集中の質も落ちてきていた
『まだ…まだだ……俺は…』
このままでは点差が縮まらないどころか
許してしまう…
残り1分しかない
どうすれば＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿ﾄﾝｯ
自分を奮い立たせるAの肩に
手が乗せられる
「ここまでよく耐えてくれたA、
あとは僕に託してくれ」
『…赤司』
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SEI(プロフ) - むさん» ありがとうございます！やっぱり色々あっても根底の好きは変わらないものですから！！ご愛読ありがとうございました (10月4日 22時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - この作品が大好きです！橙野くんが段々と心からバスケを楽しむようになっていく様子が本当に良かったです。 (10月4日 20時) (レス) @page37 id: ce382c9cb6 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - なるさん» コメントありがとうございます！じっくり執筆していたので、とても嬉しい限りです！ (2023年2月5日 10時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - とても読み応えのある素晴らしい作品でした。 (2023年2月5日 8時) (レス) @page37 id: 285e4df361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年1月24日 23時
