第23Q 圧倒的格差 ページ26
勢いに乗った緑間は連続で3Pを決め
どんどん点差を縮める
高尾「いやぁ、複雑とは言ったけどなんだろ...
思ってたより全然気分いいっつーか
見てるとつい笑っちまう」
牧田もその思いは同じだった。
確かに、赤司との連携でイキイキボールを回してるAに複雑な感情はあった
だけど、今は単純にそのプレイに興奮してる
勝てる＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿このままなら
高尾「オレ以上とまでいう気はねぇけど、
やっぱしっくりきてんぜ...この二人も＿＿＿！」
赤司と緑間は 当時の主将と副主将
よく行動を共にしていた2人なのだから
そして、ついに追い詰めた3点差＿＿＿＿＿
ナッシュ「正直驚いたぜ。
まさかここまで詰められるとはな」
だが、こんなとこで終わる彼らでもない
ボールを持ったナッシュのマッチアップは赤司
けれども、離れているAでも異変を感じる
それ程までにナッシュの纏う空気が変わった
ナッシュ「その眼を持ってる奴は初めて見たぜ＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿オレと同じ眼を」
ハッキリ彼は言った 同じ目と
ナッシュ「だが勘違いするな。
同じ眼と言ったが系統がの話だ。
全く同じというワケじゃない」
ドリブルの音だけがやけに聞こえてくる。
それ程までにAはナッシュの動きに集中していた
ナッシュ「オレの
_ﾀﾞﾝｯ
赤司「格が違うだと...？なめるな！！」
速度は赤司でも追いつけた
だが＿＿＿＿＿
ナッシュ「遅い」
完全に赤司が裏をかかれた
『…ほんとにみえるってことかよ』
ボールはいつの間にかほかの選手にわたり気づいた頃にはゴールが決まっていた
『……』
【
ナッシュは今＿＿＿
選手がフリーになる直前にパスを出していた
Aが隙に気づいた時にはもう
ボールは渡っていたのだ
そしてそれは赤司も同じく
赤司「天帝の眼では不可能だ。恐らく奴の眼は...」
ナッシュ「へぇ...ほめてやるよ。
どうやら今の1プレイで気づいたみたいだな」
赤司がみえるのが1人の選手の未来に対して
ナッシュはコート全ての選手の未来をみれる
つまり、試合の完全な未来＿＿＿＿＿＿
ナッシュ「オレを出し抜くなんざたとえ神でもできやしねぇ」
やっと背中を掴んだところで
また絶望をたたきつけられる
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SEI(プロフ) - むさん» ありがとうございます！やっぱり色々あっても根底の好きは変わらないものですから！！ご愛読ありがとうございました (10月4日 22時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - この作品が大好きです！橙野くんが段々と心からバスケを楽しむようになっていく様子が本当に良かったです。 (10月4日 20時) (レス) @page37 id: ce382c9cb6 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - なるさん» コメントありがとうございます！じっくり執筆していたので、とても嬉しい限りです！ (2023年2月5日 10時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - とても読み応えのある素晴らしい作品でした。 (2023年2月5日 8時) (レス) @page37 id: 285e4df361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年1月24日 23時
