第21Q 同じ目を持つもの同士 ページ24
突然の出来事に観客もベンチのメンバーも
思わず口を開けてしまう
若松「もう1人の赤司…代わるかもとは聞いてはいたが、
改めて見るとやはり今までとは違う威圧感があるぜ…！」
黄瀬「けど…味方となれば今の赤司っちほど頼れる存在はいないっスよ！」
火神「それに橙野もだ…
赤司がカットに対するフォローがハンパねぇ!! 」
黒子「橙野くんの審判の目も伊達ではないですから、
彼が読み違えることはまず有り得ないです。」
日向「だが、読むっつってもナッシュのアレを読むには赤司みたいに未来を予測しなきゃ限界があるだろ。
現に橙野はスティールは狙えてねぇ」
景虎「あぁ。だからあいつは赤司の目を借りて補ってる。隙がどこにあるかは分かるからいくつかのパターンを提示しておく。あとは赤司が読んだ未来に自身のスピードでかけつけることで反応が可能って訳だ」
牧田「マジかよ…」
理屈ではわかっていても
それをリアルタイムでやるのはほぼ不可能
赤司とAだからこそ、行える連携。
『…“お前”とやんのははじめてだが、
しっくりくるぜ赤司』
それに今のプレイで分かる。
赤司はAを仲間を信用していると
ナッシュは、先程のスティールの原因を考えていた
ナッシュ「(俺の予備動作のないパスにわずかな癖があってそれを読まれたか…？
…いやそれはない。
あれはそんな安物じゃねえ。
だとしたらまさか＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それにあの8番の反応速度……
まるで俺のパスコースを読んでスティール位置がわかったような位置取りだった
あれが想定の範囲なわけがねぇが＿＿＿＿＿＿＿＿
どちらにせよもう1度試す必要がある。)」
ナッシュは再び赤司と対峙する
＿ﾀﾞｯ
今度はパスではなくいきなりバックチェンジで赤司を追い抜こうとする
普通ならこの高速のドリブルとバックチェンジで隙をついたのだから抜けるだろう
でも今の赤司には通用しない
_ｻﾞｯ
ナッシュのプレイに赤司は追いつく
こういった時、Aでは 足が間に合っても反応が間に合わない
それでも未来を見据える赤司はその予想外の動きにも食らいつける
その瞬間、ナッシュは一気にシュートモーションに変える
普通ならばこの急展開な動きに反応できるはずがない。
しかし＿＿＿＿
＿ﾊﾞｼｯ
赤司はボールをカットする
それをみてナッシュは確信した
赤司も 自分と同じ目を持っていると＿＿＿＿＿＿＿＿
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SEI(プロフ) - むさん» ありがとうございます！やっぱり色々あっても根底の好きは変わらないものですから！！ご愛読ありがとうございました (10月4日 22時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - この作品が大好きです！橙野くんが段々と心からバスケを楽しむようになっていく様子が本当に良かったです。 (10月4日 20時) (レス) @page37 id: ce382c9cb6 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - なるさん» コメントありがとうございます！じっくり執筆していたので、とても嬉しい限りです！ (2023年2月5日 10時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - とても読み応えのある素晴らしい作品でした。 (2023年2月5日 8時) (レス) @page37 id: 285e4df361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年1月24日 23時
