Prolog ページ1
_キュッキュ
___ダムダム
菅原高校、休みの日だというのに体育館は
バスケ部の熱気で満たされていた。
常勝の覇王といわれる 菅原高校
しかし、ウィンターカップは
3回戦で誠凛高校に敗退
その雪辱を晴らすため
全員が真剣に練習に向き合う
___シュインッ
コートに稲妻が光る
そのトップスピードのドリブルは誰にも止められず
__ガコンッ
『はい、ナイシュー俺』
瀬沼「ナンセンスだ、橙野。今のは私にもパス出せたでしょう」
『だって俺が決めたいターンだったんすもん』
牧田「でたでたー、自由奔放なとこでちゃってるよー」
『俺はPGな』
そんな彼らのエース、橙野A
キセキの世代の1人であるものの
極端に試合の出場数が少ないことから
【7つ目のキセキ】とよばれる。
_________「橙野くん、もう1度考え直してください。試合にも練習にも出ないなんて嘘ですよね」
_________『テツヤか。……いや、本気だ。
つまんねーよ視える試合なんて』
そんな彼がもう一度バスケに向き合えたのは
あの日がきっかけで___
瀬沼「まあ、100%の実力で挑んでいることに免じて許しましょう」
『手抜くわけないですよ
次こそ火神とテツヤを負かすって決めてんで』
牧田「へーへー、とんだ王様だ。」
『言ってろ』
__シュッ
牧田「は!?そりゃねぇって……」
そう言いながらコートを駆け抜ける彼の顔は
以前のような影はなくただただ眩しかった。
_____兄貴、俺 今 バスケが楽しい
牧田「せっかくならここで見よーぜ」
『はぁ、なんでお前と』
牧田「いーから、いーから。
どうせ寮帰ってみても俺とだし変わんねーって」
strkys___
秀徳 桐皇 洛山 海常 陽泉 菅原
ウィンターカップでも活躍した卒業した彼らの先輩が
今日 ドリームチームを組んで
アメリカのストバスチーム ジャバウォックに挑む
今はただその事実に胸を躍らせていた
「さあ長らくお待たせいたしました!
もはや説明不要のアメイジングストリートバスケットボールチーム!!
Jabberwockのエキシビジョンマッチ
いよいよスタートです!!」
さらなるドリームチームが組まれることなど
この時はまだ夢にも見ていなかった___
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SEI(プロフ) - むさん» ありがとうございます!やっぱり色々あっても根底の好きは変わらないものですから!!ご愛読ありがとうございました (10月4日 22時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - この作品が大好きです!橙野くんが段々と心からバスケを楽しむようになっていく様子が本当に良かったです。 (10月4日 20時) (レス) @page37 id: ce382c9cb6 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - なるさん» コメントありがとうございます!じっくり執筆していたので、とても嬉しい限りです! (2023年2月5日 10時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - とても読み応えのある素晴らしい作品でした。 (2023年2月5日 8時) (レス) @page37 id: 285e4df361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2023年1月24日 23時