第41Ｑ：好奇の目 ページ15
_パシッ
_ｼｭﾝ
_ﾀﾞｯ
_ｶﾞｺﾝｯ
「ﾜｧｧｧｧｧ」
久遠からのパスを受け、試合開始早々
「すげぇな。」
「まるで天才だ。」
小堀「…これが、キセキの世代。��7つ目のキセキ�瓠�
黄瀬「まだまだ橙野っちは、こんなもんじゃないっすよ。」
牧田「いいじゃん、いいじゃん。」
『…』
牧田「(…なんだよ、その顔。点入れたってのにまるで全然楽しくなさそーじゃんかよ。)」
火神「おお、始まってたか。」
黒子「…橙野くん…。
あれでは、かつてのキセキの世代と何も変わらないです。」
_ﾊﾞｼｯ
相手チームが、ドリブルしてる中
いとも簡単にボールを奪い取ったA
「なっ…!!ボールが」
それはまるで、マジックのように
いつの間にか手からボールが消えていた。
_ｼｭﾊﾟｯ
そのボールは相手選手との絶妙な隙間をくぐり抜け、藤宮へと渡る。
藤宮「おらぁッ」
_ｶﾞｺﾝ
力強いダンクで、またもや菅原に点が入る。
が、しかし
「あのパス、すげぇな。」
「カットもうまいぞ。」
「さすが��7つ目のキセキ�瓩量召世韻△襪福�
菅原のチームプレーでさえ
橙野A、ただ1人の評価へとかわる。
観客の好奇の目は、彼に昔を思い出させた。
天才だった彼が凡人を苦しめていた 苦い過去を。
_ﾀﾞﾑﾀﾞﾑ
近づけるギリギリまで
ボールをつく、Aをマーキングをしている選手。その顔はだんだん Aの兄の顔に
変化していく
『!?
兄貴…』
藤宮「ぼーっとすんな！試合中だろ」
_ｶﾞﾔｶﾞﾔ
ハッと気づけば、ボールは相手の選手に
取られ、ゴールを決められてしまう。
牧田「どんまい、A」
『…あれは…』
声をかけてくれた牧田の声すら届かないほど
先程の幻覚が彼の中で生々しくのこっていた。
____【天才のお前に凡人の悩みなんて
分かるはずねーよ。】
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漣(プロフ) - SEIさん» いえいえ！こちらこそ、素晴らしい作品をありがとうございました！ (2022年2月19日 3時) (
レス) id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 漣さん» 長編の一気読み！！最後まで愛読していただき、ありがとうございます！楽しんでいただけたなら光栄です！ (2022年2月19日 2時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - 今読み終わったのですが、一気読みしました！すごく楽しい、そして素敵な作品でした。ありがとうございました！ (2022年2月19日 1時) (レス) @page50 id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とっても素敵なお話をありがとうございました！！ (2020年3月7日 13時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - EMIKOさん» いえいえ！設定のとこにアバウトに書き込んできますね (2020年2月19日 23時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無瀬。 | 作成日時：2019年12月3日 14時
