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＿ﾄﾞｶｯ
Aが爆豪を踏みつけると爆破がおきて距離ができる
爆豪「(…こいつにリソースは割きたくねぇ)」
ただでさえ性能の高い脳無
ジーニストの援護をする必要がある
けれど＿＿＿
＿＿『来世はマシな個性になることを祈っての
わんちゃんダイブ、かな？』
同情する気はさらさらないが、向き合う必要はある。
ヒーローであるために、ヒーローでいるために
『まーだそんな体力あるわけ？』
「そりゃこっちのセリフだわ」
『ヒーローは大変だねぇ』
「ガタガタぬかしてんじゃねぇ！
敵を選んだのはてめぇだろ」
『それしか選択肢がなかったんだよ』
まともに生きるには心が擦り切れるから＿＿＿
『まぁ、安心して。あんたたちに守られなくても荼毘も私もちゃんと笑える。息吸って、ちゃんとここで生きてるから。どう？満足？
結局、あんたたちヒーローは、勝手に気持ちよくなってるだけ。助けたい人を助けて満たされてるだけ！！救われなきゃいけない、ほんとうの孤独に目を逸らして、英雄きどって生きてるだけ』
＿BOOOOOM
爆豪「てめぇも大概話が長ぇ
要は、分かってくれってことだろうが
言っとくがなぁ、理解されてぇんなら他人を信じるしかねぇんだよ！」
『説教？アンタに何が分かるわけ？
未熟で人間性もなってない癖に強い個性でチヤホヤされてヒーローまっしぐらのあんたに！なにが！！』
Aがパイプを上に振り上げた時
＿ﾄﾞｶｯ
勢いよく駆けつけた飯田によってAは
押し倒されてしまう。
飯田「大・爆・殺・神 ダイナマイトは下がるんだ！受け身も取れない体では相手にならん！」
『…何邪魔してんの？』
飯田「何を言ってるんだ…ｯ!!」
『ヒーローなら助けてよ』
爆豪「わかって欲しいなら、そういう態度とれや」
＿＿「笑えねぇ冗談はやめろや」
『ふふ、緑谷くんなら必死で止めるとこだよ、それ』
そうやって微笑まればそれ以上つっこめない
『随分勝手なヒーロー』
爆豪「じゃテメェのその顔はなんだ？」
彼女の頬には涙がまたこぼれていた
『違う、私は＿＿＿』
＿ｶﾞｼｯ
『…!!』
飯田は、Aを抱きしめる
飯田「緑谷くんから聞いた。君のこと、全て」
あたたかい。
それは血の温度かはたまた＿＿＿＿＿
『同情でもしたわけ？』
「違う。君が敵であろうとも、泣いている女の子がいたらどこへでも駆けつける。兄さんならそうする。それがヒーロー、インゲニウムだ」
その答えに彼女はにっこりと笑っていた＿＿＿＿。
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
