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＜人気ヒーロークロックが虐待をしていたことが発覚致しました＞
そのニュースを見た時の衝撃は覚えている
その子は僕がよく知っているあの女の子だから
＿「クロック、ほんとにすごいよね！！
この間もさ、超大型敵を一瞬で倒したって！
あの2倍速の威力さえあればどんなにタフな敵も打撃で気絶するし、使い方によっては＿＿＿＿」
彼女の中に抱える苦しみにすら気づかずに
語ってしまった クロックの話に
彼女はどんな想いでいたんだろう。
「……」
僕は、いたたまれない気持ちに溢れていた
＿＿＿けれど、僕の前にいる彼女は笑っていた。
『そんな顔しないでよ。
ヒーローになるんだから、笑ってて欲しいの。』
君のその優しい笑顔に僕は勝手に安心してた。
＿＿『ヒーローの本質ってなんでしょう？
困ってる人を助ける人？
じゃあ敵は困ってる人じゃないんでしょうか
どうして、ヒーローの暴力は褒められて
敵の暴力は赦されないんでしょう。
同じ人間じゃないからですか？』
君はずっと 助けを求めていたのに＿＿＿＿。
＿＿＿＿＿『一緒に頑張ろっか。緑谷くん』
何がヒーローだ。
何を救った気でいるんだ。
「(まだ誰も救えてない！！！！
1人も救えず、木偶の坊になるな出久!!)」
ジーニストに迫りくる 脳無
動かなければ 動かなければ 動かなければ＿＿＿
もう駄目かもしれない。そんな時だった
「パワー！！！！！」
＿ﾄﾞｺﾞﾝｯ
「ルミリオン！」
宙を舞って駆けつける彼の笑顔は眩しくて
『ほんっと、かっこいいヒーロー』
どうしようもなく吐き気がする。
『けど、1人で何が出来るわけ？』
見たところ個性は透過
パワーもない彼1人駆けつけたところで
脳無が倒せる訳もなく、ジーニストにまた脳無が迫る。
＿BOOOM
Aのすぐ近く火花があがる
『…ｯ!!』
誰かのために彼が立ち上がるなんて思ってもみなかった。
爆豪「(助けなきゃ！！)」
どんなに身体がボロボロでも彼らは立ち上がる
希望を先に繋ぐため。一縷の希望を繋ぐため。
ジーニスト「世界は見えたか？バクゴー」
爆豪「それは仮だ！あんたに聞かせようと思ってた。
今日から俺は 大・爆・殺・神 ダイナマイトだ」
「『!!』」
ジーニスト「小2」
飯田「長い」
波動「物騒」
『幼稚』
コンプレス「だっせ！」
スピナー「だせぇ」
ユーモアのある言葉を聞けば、もう一度
通形「ここをおさえて総決算だ！！！！」
英雄たちは立ち上がる
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
