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ずっと夢見ていた＿＿＿＿＿。
＜ヒーロー クロックが虐待をしていたことが発覚致しました＞
＜どうなってんだヒーローは＞
＜行き過ぎたヒーロー教育ともいえますね＞
それでも揺らぐことのなかったヒーローへの信頼が、やっと今 崩れ始めてきている。
＿「自己顕示に溺れた矮小で独りよがりの精神。そんな人間がヒーローを名乗っていいと思いますか？」
荼毘に呼応するようにAの中のナニカも蠢いていく
『ねぇ、緑谷くん。』
「…!!」
Aは踊るように緑谷の横にやってくる
『質問いいかな、緑谷くん。
ヒーローと敵って何が違う思う？』
緑谷「…ｯ」
『爆豪君はね、言ったの。
分かり合えるわけないって』
爆豪「てめぇナニ笑ってんだ」
『笑いなよヒーロー。
ヒーローってのは笑うのが仕事でしょ？』
恍惚としたAの表情はかつてないほどに不気味にみえた
『かっこいいね、緑谷くん
かっこいいよ、爆豪くん。
いい目付きしてるよ、ほんとに。
さすがヒーロー
そうやって私を憎んで 嬲ればいいよ
誰もそれを否定しない！
ヒーローがやってることはみんなみんな正しいって社会がそう教えるから！』
本当に救いを求める人の声に耳を傾け無かった
ことの報いだ。
彼らは決してヒーローじゃない。
英雄フリをして賞賛されて気持ちよくなってる自己満足
＿＿「よく考えて欲しい！彼らが守っているのは自分自身だ！皆さんは醜い人間の保身と自己肯定の道具にされているだけだ」
聞こえる、社会の不安が。
聞こえる、ヒーローへの揺らぎが
聞こえる、荼毘の笑い声が＿＿＿＿＿＿＿＿。
「今日まで元気でいてくれてありがとう
エンデヴァー!!!!!!」
荼毘が笑顔で彼らの元に降りていく
荼毘「赫灼熱拳」
聞き馴染みのあるそのワードに誰もがハッとする
荼毘「プロミネンス＿＿＿＿」
蒼い炎が荼毘の体を焼き尽くしているのに
それでも彼は笑っていた
＿ﾄﾞｶｯ
『どこ見てんの緑谷くん』
Aは緑谷を地に踏みつける
『私とのお喋りは飽きちゃった？』
爆豪「ふざけとんのかてめぇ……」
『あー！ほんっと、ヒーローってすごい
そりゃ、敵の暴力は許されないもんね。ふざけてるよね
けど……まだ私、何もしてなくない？』
Aは笑いながら 踏みつける力を強くする
『ま、今からやっちゃうけどね!!』
Aが鉄パイプを振り上げた時だった
＿ｼｭﾙﾙﾙ
『!!』
どこからともなくやってきたその糸が
敵連合 全員の動きを封じる
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
