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「各県警 消防に協力の要請を通達
大型敵による被害者の救出に全力を挙げろ！」
死柄木のいる蛇腔病院まであと少し
ヒーローの数も増えていく
スケプティック「ヒーローが迫ってきてる！」
コンプレス「衛星からの映像か、便利ね〜」
スケプティック「これを便利と感じる文化レベルを恥じろ！山荘ほどでは無いが、かなりの数だ」
コンプレスは画面に見覚えのある顔を見つける
コンプレス「ストップ！そこアップしろロン毛」
そこには麗日と蛙吹の姿
コンプレス「トガちゃん！」
トガ「ミスター！装備出してください！」
トガはコスチュームを身に纏う
知りたかった事をしるために＿＿＿＿＿
トガ「モヤモヤしたままじゃ気持ち悪いので」
コンプレス「今じゃなくてもいいでしょ！」
『いいんじゃない？
トガちゃん、帰ってきたら、また恋バナ聞かせて』
トガ「もちろんです」
そうしてる間だけは 普通の高校生でいられるから＿＿＿＿
コンプレス「Aちゃんまで……!!
荼毘もなんかいえよ！にやにやしてねぇで」
荼毘「どうでもいい。早く始めろよ 焼き殺すぞ」
スケプティック「貴様らと言うやつは…」
スピナー「トガ、俺たちはたまたま寄せ集まったはぐれ者だが、トゥワイスがやられて悔しいのはお前だけじゃねぇ
ここはあいつにとって唯一の居場所で、
ボスはおそらく俺たちが集まることを望んでる。
勝手するのは俺たちの本領。ただし……必ず戻ってこい」
みんな孤独で。
だから仲間でいられる。
トガ「じゃ」
Aはその背中をじっと見つめていた
＿ｷｰﾝ
ワンフォーオールとオールフォーワンのぶつかり合い
個性に宿るその意識
彼らの中の人が動き始める。
死柄木「なんでこんなことになったかは兎も角だ。
安心しろよ、おばあちゃん。あんたもしっかり憎んでる」
その憎しみが彼の力になっていく
そしてまた屈しない意志が彼らの力になっていく
「僕達はそっちへはいかない」
＿ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
AFO「こんなにも素晴らしい力を持て余して
友達も先生も守れない。どころか 守られて、
更には傷つけて、挙句 師と同じく怒りに身を任せ、出来損ないに渡ってしまったことが間違いだって！」
「間違いじゃない」
人のために思い人のために頑張れる彼だから
その意思が彼を守っていく
＿＿＿ﾄﾞﾝ
眩い光に押し戻され、現実に戻っていく
「死柄木……もう、動かないでくれ」
どちらの意思も変わらず強く
両者とも倒れても屈しない＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
