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エンデヴァー「終わりだ、死柄木弔
いくらお前が力を得ようとも信念なき破壊に
我らが屈することはない。」
地に倒れる死柄木はそれでも尚、立ち上がる
死柄木「お前らヒーローは他人を助けるために家族を傷つける。父の言葉だ」
死柄木 もとい 志村転弧の父は
ヒーローである母親に捨てられた
それが彼の中にある絶望のはじまり
死柄木「信念なら……ある。あったんだ」
死柄木はボロボロの身体を叩き起こす
死柄木「お前たちは社会を守るフリをしてきた。
過去何世代も、守れなかったものをみないふりして。傷んだ上から蓋をして、浅ましくも築き上げてきた」
＿＿立て、もう一度。やるぞ
＿＿お父さん、俺のこと見てよ！
＿＿どうして普通になれないの！貴方は！
＿＿すぐヒーローか警察か 誰か来るからね
Aも荼毘もトガも死柄木も
見ないようにと蓋をされ社会に見放されてきた
死柄木「結果、中身は腐ってウジが湧いた。
小さな小さな積み重ねだ。守られることになれきったゴミ共、そのゴミ共を生み出し、庇護するマッチポンプ共
これまで目にした全て…
お前たちの築いてきた全てに否定されてきた」
＿「立て、もう一度だ。」
死柄木「だから、こちらも否定する。だから壊す。だから力を手に入れる。シンプルだろ？
理解できなくていい。できないからヒーローと敵だ」
＿＿『じゃあ問題です！
敵は生まれた時から敵だったでしょうか？』
彼女の言葉が渦巻く
＿ﾎﾞﾜｧｧｧｧ
エンデヴァーの炎が死柄木を焼き尽くす
エンデヴァー「貴様ももう虫の息だろ！観念…」
＿ﾊﾞｻｯ
炎の中から死柄木は飛び上がる
限界を超えてでも信念が彼を動かす
緑谷「お前だけは…許さない」
死柄木「俺は誰も許さない」
＿＿ﾊﾞｼｭﾝ
リューキュウ「消失弾を！」
死柄木が放った消失弾
それは真っ直ぐ相澤の元へ飛んでいき
緑谷「先生！！！！！！」
相澤の左脚に打ち込まれる
相澤「…(助かったよ、リューキュウ
おかげで淀みなく 合理的に対処できる)」
＿＿ｸﾞｻｯ
相澤は自らの脚を切り離す
死柄木「…ほんと、かっこいいぜ、イレイザー」
一瞬の綻び
＿ｶﾞﾘｯ
飛んで、真っ直ぐ相澤の元
目の上から傷を追わせる
閉じていく片目。光は消えていく
「先生！！！！！！！！」
＿＿＿ﾊﾞｷﾝｯ
やっと駆けつけた轟の氷が死柄木と相澤を分断する
死柄木「守った先に何がある？
必死に先送りにしても待ってるのは破滅だけ」
絶望は止まらない＿＿＿＿＿。
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
