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＿＿超常解放戦線、定例会議
こんなごっこ遊びのための退屈な時間は
Aにとって苦痛だった。
ホークス｢何度目です？そのため息｣
『だって、めんどくさいもん
そういうのは大人が勝手にやってればいいのに』
ホークス｢貴方も一応幹部で隊長でしょう｣
『別になりたくてなったわけじゃないもーん』
ホークス｢ならこっそり抜け出します？
コーヒーでも飲んでのんびりまったりしちゃって｣
『……悪くない響きだね、ホークス』
Aはにっこり笑っていた
＿ｺﾞｸﾘ
コーヒーの味はあんなに甘いのに
やっぱりほろ苦く感じてしまう
ホークス｢またため息なんかついてどうしたと？
今更罪悪感とかいわないでくださいよ｣
『罪悪感ねぇ……』
Aは、数秒黙りやがてホークスの方を向く
『敵は解放軍、数十万以上。』
覚えのあるその言葉にどきりとする
暗号だ。
＿＿｢マーカー部分だけでも 目、通した方がいいですよ。
2番目のオススメなんですから｣
誰にもバレていなかったはずの暗号を彼女は
サラリと言ってのける
『4ヶ月後、決起 』
＿＿『弔くんが言ってた。4ヶ月後、ドーン!!
全部壊すって』
あの時から知っていた
ホークスが盗み聞いてること
配り歩くその本で、危機を示していたこと
『分かってたよ、ホークス
分かってて信じたんだよ。だから黙ってた
私の味方でいてくれるってそう言ったから』
＿＿『Aちゃん、これだけは覚えとって
周りが何ていってこようと俺だけは味方でいます」
『でも、勘違いだったのかなぁ……
まぁそうだよね。ホークスが私と出会ったのも偶然なんかじゃない。
ヒーローの為にホークスはきて、
ヒーローである為に私を護っただけだもんね』
｢違う、それは…ｯ｣
きっかけはなんであれ、本当に君を＿＿＿
『ねぇ、ホークス 最近ね、怖い夢を見るの』
｢やめろ……｣
『ヒーローが私を殺す夢』
｢違う!!｣
『ホークスはヒーローだから私を殺すの？
それとも、護ってくれる？』
｢……ｯ、Aちゃん。やり直そう
警察行って、そしたら＿＿＿｣
『それが、ホークスの答え？』
Aが外へ身体を向けると
剛翼が一斉に向けられる。
『私を殺すの？ホークス』
向けられる殺意にAは恍惚な表情をする
ヒーローとして 敵に向けるその目を彼はしていて
｢そこから動かんで｣
『ほらヒーロー、やっつけてみなよ！？
私は敵なんだから！』
ホークス｢動くなってｯ!!｣
＿ﾊﾞｻﾘ
その翼はいつもより重く感じた
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SEI(プロフ) - ナナシさんさん» はじめましてコメントありがとうございます！是非是非楽しんで読んでいただければ幸いです (8月19日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - 初めまして！凄く面白かったです！これからI want to be a Hero.やPlease give it back____.も読みに行きます！これからも頑張ってください！ (8月18日 21時) (レス) @page43 id: 84422b431c (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - サエさん» コメントありがとうございます！私宛ですかね？？ヒーローという光があればその分影も絶対にあると思っているので、そういう風に読んでいただけて光栄です！ご愛読ありがとうございました！！ (7月29日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 今回Rioさんの作品を読んで理不尽な社会での主人公がどう思っていたのかが文字だけでも伝わって思わず泣いてしまいました。まだとても良かったと伝えたいところが沢山ありますが、一つ言えるとするならとっっっても面白かったです！ありがとうございました。 (7月28日 22時) (レス) id: 42efebf64e (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - RIOさん» Rioさん、はじめまして！コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です、最後までありがとうございました (7月14日 0時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年6月29日 23時
