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“個性把握テスト”
そう、担任である相澤は言っていた。
つまり今まで公共の場で使うことを禁止され
使う機会のなかった“ソレ”を使うということ
もっとも入試でも使用していたが、
これからクラスメイトとしてしばらく世話になる彼らの前で使うとなれば話は別だった
＿＿＿＿思い出すのはいつだって 母の甲高い叫び声だった
亜門「い゛っ……」
母「亜門ちゃん!?あんた何したの？」
『違う、違うの お兄ちゃん…』
母「触らないでｯ!!!!」
＿ﾊﾟｼﾝｯ
母「亜門ちゃん、あっちに行きましょう 手当しないと…!!」
怪我をさせるつもりなんてなかった
ただ、初めての個性の発現に驚いただけで
それでもたった一度の過ちは 彼女の傷となっていた
＿＿＿＿＿Aに触れると怪我させはれるって
＿＿＿＿＿まじ？敵みたいじゃん、きもちわる
悪意に溢れた言葉が彼女の周りで沸きあがる
『…ｯ』
「どうしたん？大丈夫??」
はっとした。気づけば、グラウンドに来ていて
1人の少女がAの顔を覗き込んでいた
「あ、ごめん。あたし 麗日お茶子っていうんやけど、すごく顔真っ青やったから 心配で…」
『…大丈夫 。ご迷惑おかけしました。』
お茶子「ううん、別に迷惑とかじゃ…」
その続きは相澤の号令よってさえぎられた
相澤「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、５０ｍ走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。
中学の頃からやってるだろ？個性禁止の体力テスト
国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる。
合理的じゃない……
まぁ、文部科学省の怠慢だよ。
爆豪、中学の時ソフトボール投げ何ｍだった」
爆豪「６７ｍ」
相澤「じゃあ個性を使ってやってみろ。
円から出なきゃ何してもいい。早よ、思いっきりな」
指名された爆豪は、個性を使ってボールを投げ飛ばす
爆豪「しねぇ！！！！！！！」
しね？と疑問に思ったが、
それを忘れさせるほどの圧倒的なパワー
爆発とともに遠くへ飛ばされたボール
記録は705メートル
相澤「まず自分の最大限を知る。
それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
「なんだこれ！すげー面白そう！」
「７０５ｍってマジかよ！」
「個性思いっきり使えるんだ！！さすがヒーロー科！！」
ワクワクしている生徒の声がする中で
Aは自分の手のひらをじっと見つめていた
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SEI(プロフ) - ねこたつさん» そうなんですね！88の日！！応援＆コメントありがとうございます！是非今後も楽しんで下さい (6月6日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたつ - 夢主と誕生日いっしょなのでなんか嬉しいです！投稿頑張ってください！！ (6月6日 1時) (レス) @page2 id: 0e1b6a91f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年5月15日 18時
