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ミッドナイト「スタート！！！！！」
合図と共に全員が一斉に走り始める。
「いってぇなぁ！」
「ゲートせますぎだろ！」
全クラス一斉スタートも相まって、
ゲートから脱出するのも一苦労。
けれど、こんなとこで躓いてなどいられなかった。
1歩下がって、人と距離をとったところで
Aは上空に風の流れをつくる。
＿＿ﾋﾟｷﾋﾟｷ
その時、氷がゲートの中を包み 生徒たちを足止めする。
が、Aには関係なかった。
自らで作った風の流れにのって、一気に突っ走る
「氷だけじゃなく風まで吹いてさみぃ！」
「なんだありゃ！」
しかしそれはAだけじゃない。
轟の個性をよく知っているA組の生徒たちは
個性を駆使して次々とゲートを突破していく
八百万「甘いわ轟さん！」
爆豪「そううまくはいかせねぇ！半分野郎！」
『……ｯ』
地面は轟の氷で思うように進めない。
ならばこのまま更に気流をつくって乗らなければ
＿ｺﾞｫｫｫ
風に乗りながらも前へ前へ風の通り道を生み出していく
が、その流れを一気に失速させ地面に着く
『……!!』
行く末に巨大なロボットが立ちはだかっていたからだ
プレゼントマイク「さあ、いきなり障害物だ！
まずは手始め第1関門！ロボ・インフェルノ！」
自分の背丈の何倍もあるロボットを見上げる
轟「せっかくならもっとすげぇもん用意して欲しいな」
＿＿＿ﾒｷﾒｷ
轟は一気にロボットを凍らせる
轟「クソ親父が見てるんだから」
『……!!』
苛立つその声にAの中に黒い感情が蠢く
『……(贅沢だよ、それ)』
Aにないものをもってるのに。どうして＿＿＿＿＿
その感情はAを突き動かす原動力となり
『……
＿＿＿ｸﾞｫｫｫｫ
風の流れを上に変えて、その気流に身を任せる
上へ上へ遥か上へ。
ロボットの頭上を超えて切り抜ける
プレゼントマイク「1A美風も負けてねぇ!!
上昇気流にのっかって攻略!!ってなんだありゃ！
アソコだけ雨降ってんぞ！」
相澤「爆豪の爆発で轟の氷が水蒸気になったところを美風の上昇気流で運んだことで雨降ってんだろ。
後続は地面ぬかるんで攻略も難儀だな」
プレゼントマイク「くぅぅ!!圧倒的な機転のきかせ方！
グレイトだぜぇ！」
そんなAの姿がモニターにそしてテレビに
映される。
亜門「……羽のない没個性のくせに。」
彼にとって空を仰ぐAの姿がとても忌々しかった
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SEI(プロフ) - ねこたつさん» そうなんですね！88の日！！応援＆コメントありがとうございます！是非今後も楽しんで下さい (6月6日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたつ - 夢主と誕生日いっしょなのでなんか嬉しいです！投稿頑張ってください！！ (6月6日 1時) (レス) @page2 id: 0e1b6a91f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年5月15日 18時
