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「今更か、遅いなぁ」
黒い霧のようなワープに吸い込まれたは一瞬
次に目を開けた時には、そこから逃げていたはずの
広間へと飛ばされていた
『…ｯ』
相澤「なｯ!!!!!! 美風ｯ!!!!!!」
見渡す限りの 敵・敵・敵
「ちょうどいいハンデだろプロヒーロー。
生徒を気にしてると動きが疎かになってるなぁ？」
手で顔を覆っている敵がAをじっくり見下ろす
『…ｯ、いや…』
「可哀想になぁ？助けてくれるはずのヒーローは手負い。絶体絶命だなぁ」
その目はみるみる絶望に染まっていく
「へぇ……」
相澤は気づいている、美風Aの弱さを 脆さを。
そこを彼らに突かれる前に、
自分が彼女を救ってやらなくては
相澤「美風、すぐ助ける!」
「えらいなぁ、プロヒーローすぐ助けるって？
泣けるねぇ。感動的すぎて反吐が出る」
＿ｶﾞｯ
『あ゛ｯ!!』
敵は、それだけいうとAを思い切り蹴飛ばした
『…ごめ…なさｯ……』
相澤「…ｯ!!!」
彼女の怯え方は異様だった。
個性である程度の防御はできたはずの彼女が
なにも抵抗もせず、暴力に耐えている。
ヒーローとして教師として救わなければならない。
頭ではそう思ってるのに、限界は近い
相澤「美風！」
相澤が下っ端を翻しながらAに近づこうとすると、
逆に手に覆われた敵が自ら相澤に駆け寄って来る
「23秒…」
相澤「本命かｯ」
「20秒…17秒…」
＿ﾀﾞｯ
相澤の攻撃をもろにくらった男。
だが、その男は余裕そうに相澤の腕を掴む
「動き回るから分かりづらいけど髪がさがる瞬間がある。
1アクション終えるごとだ」
＿＿＿ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ
手で顔を隠す敵が相澤に触れるとその瞬間
相澤の腕が崩壊し始めて肉がむき出しになる
『…ｯ、先生!!!』
「そしてその間隔は段々短くなっている。
無理をするなよイレイザーヘッド」
それでもなお、相澤は目の前の少女を怯えさせないように立ち向かう。
「その個性じゃ集団との長期決戦は向いてなくないか？
普段の仕事と 勝手が違うんじゃないか？
君が 得意なのは あくまで 奇襲からの 短期決戦じゃないか？それでも真正面から飛び込んできたのは生徒を安心させる為か？」
相澤は、目の前の敵を嬲り倒し
美風に近づかんとするやつは追い払う
が＿＿＿＿
「ところでヒーロー本命は俺じゃない」
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SEI(プロフ) - ねこたつさん» そうなんですね！88の日！！応援＆コメントありがとうございます！是非今後も楽しんで下さい (6月6日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたつ - 夢主と誕生日いっしょなのでなんか嬉しいです！投稿頑張ってください！！ (6月6日 1時) (レス) @page2 id: 0e1b6a91f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年5月15日 18時
