18 USJ ページ20
翌日、ヒーロー基礎学の時間に、担当のオールマイトはこなかった。代わりにいたのが相澤先生
相澤「今日のヒーロー基礎学だが…
俺とオールマイト、そしてもう一人の３人体制で見ることになった」
瀬呂「ハーイ！なにするんですか！？」
相澤「災害水難、なんでもござれ。
人命救助レスキュー訓練だ！！」
【人命救助】その言葉にAの心は動く
＿＿＿＿＿傷をつけることしかできねぇその個性で誰かを助けられるわけねェだろ。
ここで証明する。
自分の個性は、誰かを救うためのものだと
それで、認めてもらって、そうすれば
上鳴「レスキュー...今回も大変そうだな」
芦戸「ねー！」
切島「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ！？鳴るぜ！！腕が！！」
蛙吹「水難なら私の独壇場、ケロケロ」
相澤「おいまだ途中」
騒ぎ立てる生徒たちを睨む相澤に
生徒たちは思わずビシッとする。
相澤「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームをあるだろうからな。訓練所は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。
以上、準備開始」
そうすれば＿＿＿＿＿この心の穴が埋まるから
Aは、コスチュームの耳あてだけを装着し
訓練場へ、向かうバスに乗り込んだ
相澤「おい、早く座れ」
『…はい』
バスに乗り込む順番は1番最後
そして委員会と同じように余った席
轟の隣に座る
相澤「…(なるほどな)」
ここ数日間でなんとなくみえてきた彼女のこと
これは早めに対処しなければならない。
もし、彼女にその気がないのなら＿＿＿＿＿
最終的な手段を頭の中にぼんやりと浮かべる
蛙吹「私思った事を何でも言っちゃうの、緑谷ちゃん」
緑谷「あ！？ハイ！？蛙吹さん！！」
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで。
あなたの個性、オールマイトに似てる」
緑谷「そそそそ、そうかな！？
いやでも僕はその……」
切島「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトはケガしねえぞ。似て非なるアレだぜ。
しかし増強型のシンプルな個性はいいな！
派手で出来る事が多い！
俺の硬化は対人じゃ強えけど、
いかんせん地味なんだよなー」
そんな個性の話で盛り上がる生徒たちの輪から外れている轟とA
轟はくだらないとさえ思っていたが、
隣の彼女はどう感じていたのだろう
『……｡』
何を言うわけでもなくただ拳をつよく握りしめ
その瞳は 恐れと不安に溢れていて、
どうしようもなく弱々しくみえた。
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SEI(プロフ) - ねこたつさん» そうなんですね！88の日！！応援＆コメントありがとうございます！是非今後も楽しんで下さい (6月6日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたつ - 夢主と誕生日いっしょなのでなんか嬉しいです！投稿頑張ってください！！ (6月6日 1時) (レス) @page2 id: 0e1b6a91f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2023年5月15日 18時
