12 ページ14
葉隠「Aちゃんの個性ってどんなやつ!?
個性把握テストで、ビューンって飛んでたよね」
『気流、操れる。』
葉隠「気流！？なにそれ、かっこいい〜」
緑谷と爆豪のチームのフィードバックが終わったあと、
Aたちの戦闘の番になる。
尾白猿夫 個性 尻尾 その名の通りしっぽがある
葉隠透 個性 透明化 まさに透明人間
そんな彼らに囲まれてAは闘う
尾白「それって風通りいい方がいいよな？
窓開けるか？」
『…』
言葉こそないが、ゆっくりと頷いたAをみて、
尾白は窓をあける。春だけどまだ少し冷たい風が室内を満たす
葉隠「尾白くん、Aちゃん私ちょっと本気出すわ！
手袋もブーツも脱ぐわ！！」
葉隠「あ！見ちゃダメだからね」
尾白「いや見えねえし」
『……(え？)』
もちろんAも見えないのだが、
葉隠はそれで良いのだろうか？
まぁとにかくやるしかない。
＿＿ｷﾞﾛﾘ
その些細な会話声を彼は逃さない。
「4階北側の広間に2人、もう1人は同階のどこか」
障子目蔵 個性【複製腕】
肩から生えた2対の触手の先端に、自身の体の器官を複製できる。
障子「素足だな。透明のやつが伏兵として捉える係か」
索敵がすめばペアの轟が1歩前に出る
轟「外へでてろ危ねぇから」
＿＿ﾊﾟｷﾊﾟｷｯ
轟「向こうは防衛戦のつもりだろうが
俺には関係ない」
それは一瞬のこと。
『…!!』
＿＿＿ﾋﾞｭﾝ
風が凍る感覚がしたと思えば氷が建物を覆う
葉隠「いたたたたたた、足が！」
尾白「この個性は…」
『……(2人とも動けなさそう、か)』
Aは、気流をふかせて 氷を弾いたが
尾白も葉隠も氷に足を取られて動けない
咄嗟に防御できたAだが、
この一瞬でこの威力。相手は伊達じゃない
ゆっくりと核のあるフロアへ歩みを進める彼は
轟焦凍 個性、半冷半熱。範囲も温度も未知数
推薦合格者の風格はまさに強者
「あんなんチートだろ！！！」
「むしろ美風が防いだ方がすげぇ……!!」
モニターで見ていた生徒たちは一瞬の攻防にざわつきはじめる。
轟「動いてもいいけど足の皮剥がれちゃ満足に戦えねぇぞ」
その言葉に尾白の動きも止まる
全員凍ったものだと油断していた轟は核まで
ゆっくりと歩みを進める。が、しかし
＿ｸﾞﾝｯ
『…こっちは3人だから』
風が吹き荒れたと同時に、核はAの手元に動く
葉隠「ナイスだよ！Aちゃん！！」
轟「だったら取り返す」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SEI(プロフ) - ねこたつさん» そうなんですね！88の日！！応援＆コメントありがとうございます！是非今後も楽しんで下さい (6月6日 1時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたつ - 夢主と誕生日いっしょなのでなんか嬉しいです！投稿頑張ってください！！ (6月6日 1時) (レス) @page2 id: 0e1b6a91f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SEI | 作成日時：2023年5月15日 18時
