口から出た言葉 ページ32
〜モストロラウンジ〜
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フ「これ6番テーブルに運んどいてぇ。そっちのは2番テーブルね」
寮生「はい！」
『………すごい…』
私はモストロラウンジのカウンターの端に1人座り、テキパキと動くフロイド先輩を見てそうボソッと呟く。
フロイド先輩に思い切り手を引かれてモストロラウンジに着いたあの後、先にラウンジで準備をしていたアズール先輩に会った私は、
ア「おや、Aさん。元気になったようで何よりです。さっそく試食のお願いを……と、言いたいところなんですが、開店してからしばらくの間はいつも忙しいので、お店が落ち着いたらお願いできますか？それまでの間はすみませんが席に座って待っていてください」
…と言われて今に至る。
ここに来るのはなんだかんだあって3回目になるけど、カフェを営業しているのを見るのは今日が初めてになる。
『……ちょっとかっこいいかもとか思っちゃった。……って私ってば何言ってるの…』
さっき他の寮生に指示を出していたフロイド先輩の姿を思い出してそう呟いた私は、自分の言ったことに恥ずかしくなり、水を飲むふりをしてコップで顔を隠す。
『……はぁ…誰にも聞かれてなくて良かった…』
ジェ「…おや、誰がかっこいいんですか？」
『……………ｸﾞﾌｯッ！！？』
周りに人が居ないことを確認し安心した私が水を飲もうとすると、そう背後から声がかかる。
『……ぇ…いや………ぇ？』
ジェ「あぁ…すみません。近くを通りかかったら偶然、『かっこいいとか思っちゃった』と、聞こえたものですから」
声をかけてきたのはジェイド先輩で、面白がる様子はなくいたって真面目な表情で続けて私にそう言う。
『……ちょ…"ちょっと"です……！別にそ、そんな…！』
ジェ「……ほう…思ったのは間違いないと…」
焦った私が口走ってそう返すと、先輩は眉を少し歪めてそう言い、何か考えるような素振りをする。
誤解されたら色々と大変だと思った私が、
『……ほ、ほんとに…そういうのじゃ…』
と、椅子から立ち上がり改めて否定しようとすると、視線を下げていたジェイド先輩がゆっくりと私の目を見る。
そして、
ジェ「…もしかして、かっこいいというのはフ……」
そう私に何か聞きかけた時だった。
フ「小エビちゃ〜ん」
『…………っ！』
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いえゃあ - ええええkjksにsんじゃあばばばばばb更新停止ぃ！？うそんめちゃすきなのにぃ… (11月25日 11時) (
レス) @page37 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん - うううう、好きです。 (2020年11月2日 23時) (レス) id: 8515bd1858 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - お茶さん» ｷｬｧｧｱそう言って頂けて嬉しいです頑張りますぅぅう (2020年10月22日 18時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - ダメだぁプロローグだけで甘酸っぱい予感と神小説だと感じた応援してますうう (2020年10月22日 5時) (レス) id: 805b7b5a58 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - 氷さん» うぅぅっありがとうございます泣 存在が罪ですよね分かります笑 (2020年10月21日 19時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむすび | 作成日時：2020年10月20日 21時
