心の拠り所 ページ26
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グ「おい子分！遅いんだゾ！もうオレ様お腹ペコペコ
……ってどうしたんだゾ！？その傷！」
玄関のドアを開けて入ると、グリムが談話室から出て来て、私の姿を見るとゲッっと驚く。
『…あぁーえっとー色々あって…』
…グリムには色々と悪いけど、私は内心傷の話どころじゃない。
”「…あの、まだ怖いかもしれませんが……いつか僕のこと…好きになってくださいね」”
…あれどういうことなんだろう……
…そんなに私、嫌ってるように見えてたのかなぁ…
『…ねーグリムぅー…どうやったら男の人と普通に話せるようになるかなぁー…』
私は廊下に倒れ込み、グリムに抱きつきながらそう聞いた。
グ「オレ様はそんなの知らないんだゾ。オマエのオヤジのせいなんだゾ」
そう。グリムには唯一昔の事も話してるし、男の人が怖いということも話している。
この世界に来てからのたった一人の相談相手だ。
…厳密に言えば ”一匹” だけどね。
グ「でも、男だからって皆がみんなオマエのオヤジみたいな奴じゃないんだゾ」
『…んーそれはそうなんだけどね…なんか…怖いっていうかぁ…。……現に今日だって…』
グ「…オマエ、いじめられたのか？」
『………………うん…』
私がグリムのお腹に顔をうずめたままそう言うと、グリムは手をポンっと私の頭に置いた。
グ「…特別に今日はオレ様のツナ缶、オマエに分けてやるんだゾ」
『………いいの…？』
グ「…いいんだゾ」
『…ううううぅぅぁぁありがとうグリムぅぅう』
別にツナ缶をもらえること自体はそんなに嬉しいわけではないけど、
グリムのグリムらしい優しさに、今まで我慢してたものが色々あふれて、私は泣き出してしまった。
私が泣いている間も、グリムはずっと傍にいてくれた
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いえゃあ - ええええkjksにsんじゃあばばばばばb更新停止ぃ！？うそんめちゃすきなのにぃ… (11月25日 11時) (
レス) @page37 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん - うううう、好きです。 (2020年11月2日 23時) (レス) id: 8515bd1858 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - お茶さん» ｷｬｧｧｱそう言って頂けて嬉しいです頑張りますぅぅう (2020年10月22日 18時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - ダメだぁプロローグだけで甘酸っぱい予感と神小説だと感じた応援してますうう (2020年10月22日 5時) (レス) id: 805b7b5a58 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - 氷さん» うぅぅっありがとうございます泣 存在が罪ですよね分かります笑 (2020年10月21日 19時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむすび | 作成日時：2020年10月20日 21時
