インチキタコ野郎 ページ24
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『…わ、分かりました…』
アズール先輩は私にとって、助けてもらった恩人だしお礼はしっかりしなきゃならない…という気持ちと、
先輩の笑顔の圧に負けた私は、少し迷った挙句俯きながらそう言った。
ア「それは良かった、契約成立ですね！では契約書にサインを！」
フ「ホントにいーのぉ？小エビちゃん。後から何言われるか分かんないよぉ？」
ジェ「そうですよAさん。アズールのことなど信じてはいけません」
『…ぇ？……えっと…』
ア「おいウツボ共…もう1度同じこと言ってみろ…次は部屋から出すからな…」
アズール先輩は引きつった笑顔で2人そうに言うと、再び私の方を見て私にペンを渡す。
ア「…では、ここにサインをしてください」
『…は、はい……！』
返事をして私が契約書にサインを書くと、アズール先輩は満足そうに笑って契約書を胸ポケットにしまった。
フ「…あーあ、サインしちゃった。どんなブラックな仕事押し付けられるんだろうねぇー…」
ジェ「…そんなこと僕がさせませんよ。した時には僕があのインチキタコを締め上げます」
ア「…何か言いました？」
聞こえないようにコソコソと何かを後ろで話していたジェイド先輩達にアズール先輩がそう言うと、2人は「なんでもありません／なんでもなぁーい」と言ってニコッと微笑む。
ア「では早速明日から……と言いたいところですが、怪我が酷いですし、良くなってからでいいのでそこから1ヶ月間ほどお願いします」
『…1ヶ月、ですね。…分かりました』
ア「はい。…では、お話も終わりましたし、僕はまだ今日の会計の仕事が残っているのでこれで失礼しますね」
アズール先輩はそう言うと、私にニコッと微笑んでソファから立ち上がり、部屋から出ていった。
ジェ「もう遅いですし1人では心配ですので、僕がオンボロ寮までお送りします」
『…す、すみません…ありがとうございます』
フ「オレは今日疲れたからパス〜、小エビちゃんまたね♡」
ひらひらと手を振ってそう言うフロイド先輩に私が会釈をすると、ジェイド先輩は私の荷物を持って部屋のドアを開けた。
ジェ「それでは、行きましょうか」
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いえゃあ - ええええkjksにsんじゃあばばばばばb更新停止ぃ！？うそんめちゃすきなのにぃ… (11月25日 11時) (
レス) @page37 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん - うううう、好きです。 (2020年11月2日 23時) (レス) id: 8515bd1858 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - お茶さん» ｷｬｧｧｱそう言って頂けて嬉しいです頑張りますぅぅう (2020年10月22日 18時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - ダメだぁプロローグだけで甘酸っぱい予感と神小説だと感じた応援してますうう (2020年10月22日 5時) (レス) id: 805b7b5a58 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - 氷さん» うぅぅっありがとうございます泣 存在が罪ですよね分かります笑 (2020年10月21日 19時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむすび | 作成日時：2020年10月20日 21時
