突きつけられる絶望 ページ17
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ｼｭﾝｯ
モ1「………ｯ!? 痛ってぇ！」
…な………何…？
生徒の一人が、私に何度目かのキスをしようと顔を近づけて来た時
どこからか氷刃のような物が飛んできてその人の頬に当たり、ついた傷から血が少し飛ぶ
ア「…おっと、当てずに脅すだけのつもりだったんですが……少しコントロールを誤りましたかね。大丈夫ですか？血、出てますよ」
キリッとした目元には眼鏡をかけ、
少しうねった白髪の髪
大丈夫か、と聞いておきながら黒い笑顔で笑う彼は、自分の頬をﾄﾝﾄﾝと指で指しながらそう言った
モ1「…て、テメェ！いきなり何すんだ！」
ア「何…とは？それはこちらのセリフですよ。寮に帰ろうと道を歩いていたら、ボロ雑巾が3枚道端に落ちてるものですから驚きました」
モ2「んだとテメェ！お前も痛い目見てぇのか！」
そう言って私を掴んでいたその人は、私から手を離し白髪の彼に向かってマジカルペンを構える
ア「…はぁ…陸の生き物は血の気が多くて困りますね
…僕、貴方達の相手をしてる程暇じゃないんですが」
彼はそう呆れたように言うと、マジカルペンを構え
私に手を出していた2人の生徒の顔の横スレスレに強力な水の魔法を放った
モ1「…ｳｯ！」／モ2「…ﾋｨｯ！」
ア「次はその目障りな顔に当てますが……逃げるなら今のうちですよ？」
そう彼が指でペンを回しながら黒く微笑んで言うと、
さっきまで強がっていた2人の生徒は尻尾を丸め、「すみませんでしたァァァ！」と言って逃げて行った
…た、助かった…？
…私………助かったの…？
『……ぅぅっ……っ…』
泣き叫び続けたせいで声も枯れ、
何度も殴られ蹴られた体は全く動かない
…ぁぁ…やっぱり男の人は私をいじめるんだ…
…私の居場所なんて……もうどこにも無いんだ…
そう改めて絶望を突きつけられた私が地面に倒れたまま泣いていると
涙で朦朧とした視界に二足の茶色の革靴が写り、
頭上から声が聞こえた
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いえゃあ - ええええkjksにsんじゃあばばばばばb更新停止ぃ！？うそんめちゃすきなのにぃ… (11月25日 11時) (
レス) @page37 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん - うううう、好きです。 (2020年11月2日 23時) (レス) id: 8515bd1858 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - お茶さん» ｷｬｧｧｱそう言って頂けて嬉しいです頑張りますぅぅう (2020年10月22日 18時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - ダメだぁプロローグだけで甘酸っぱい予感と神小説だと感じた応援してますうう (2020年10月22日 5時) (レス) id: 805b7b5a58 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - 氷さん» うぅぅっありがとうございます泣 存在が罪ですよね分かります笑 (2020年10月21日 19時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむすび | 作成日時：2020年10月20日 21時
