また貴方に ページ15
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フ「あ、オレ次飛行術の授業だったぁ」
昼休みの終わりのチャイムが鳴ると、フロイド先輩は思い出したようにそう言い、
フ「着替えなきゃだからオレ先行くね〜、ばいばーい小エビちゃん！」
そう私に手を振ると、私が返事をする間もなく走って行ってしまった
ジェ「おや、今日はちゃんと授業に出るみたいですね良かったです」
『……ぇ？いつも出てないんですか…？』
ジェ「フロイドは気分屋なので、気分が乗らない日はよく中庭でサボっているんです」
そう言ってジェイド先輩は困ったように笑う
『…そ、そうなんですね……？』
話を聞くのに夢中で忘れてたけど
もうブランケットは返せたし、ジェイド先輩にも昨日の事を謝ることができた
用はもう済んだし、先輩には挨拶だけして私も早く授業に向かおう……
そんな事を私が心の中で思っていた時、
「あ、そうでした」と言ってジェイド先輩が制服の胸ポケットから何かを取り出す
ジェ「Aさん、よろしければこれ、受け取って頂けませんか？」
『…？…な、なんですか？これ…』
そう言って先輩が私に差し出しのは
淡い紫色の紙に「Mosutoro Lounge」と英語で書かれた、スタンプカードのような物だった
ジェ「モストロラウンジのスタンプカードです。昨日は休みだったのでAさんがいらっしゃった時はやっていませんでしたが、いつもはオクタヴィネル寮でカフェを営業しているんです」
『……そうなん…ですね……？』
私がそう言ってカードを受け取ると、ジェイド先輩は続けて言う
ジェ「もし良かったら…今日の放課後、また来て頂けませんか？」
『……え？』
ジェ「Aさんに………来て頂きたくて」
『…私に……？』
先輩にそう言われた私は、手に持ったスタンプカードに視線を落とす
昨日見た、海の中のような美しい景色に
ジェイド先輩に入れてもらった、今までに飲んだことのないような美味しい紅茶……
…もう一回くらい…行ってみてもいいかな…
怖いという思いの中に、
少しだけ、もう一度行ってみたいという思いがあった私は
『…わ、分かりました……』
手に持ったスタンプカードをそっと握りしめ、
先輩にそう答えた
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いえゃあ - ええええkjksにsんじゃあばばばばばb更新停止ぃ！？うそんめちゃすきなのにぃ… (11月25日 11時) (
レス) @page37 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん - うううう、好きです。 (2020年11月2日 23時) (レス) id: 8515bd1858 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - お茶さん» ｷｬｧｧｱそう言って頂けて嬉しいです頑張りますぅぅう (2020年10月22日 18時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - ダメだぁプロローグだけで甘酸っぱい予感と神小説だと感じた応援してますうう (2020年10月22日 5時) (レス) id: 805b7b5a58 (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - 氷さん» うぅぅっありがとうございます泣 存在が罪ですよね分かります笑 (2020年10月21日 19時) (レス) id: 8492654494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむすび | 作成日時：2020年10月20日 21時
