傷が23箇所 ページ23
「…」
「これが僕のしっていることです。
あるじさまは悲しい人です。早く山姥切を助けてくださいみならい！」
私は確信した。
今までの仮説は大方正しかったこと
そして目の前の刀剣は
もう主など慕っていないこと
「今剣は主が死んでも良いの？」
「もちろん。」
彼の目から感じたのは
殺気と、覚悟
ピリピリとしたその感覚に
私は身震いがした。
あいつにくれてやる慈悲などない
そう言っているかの様だった。
「分かった、受け取った」
私は一枚の札を出した。
ここに来る前、こんのすけに万が一の為と
渡されたものだった。
火を苦手とする刀もいると聞いていたけど
ここには、少なくとも見た範囲には居ない。
兼さんと堀川君なら問題ないだろう。
私は本丸に札を貼った
その途端、札から炎が上がる。
木造の本丸にはこの一枚で十分だった。
もっといい方法があったかもしれない。
でもいつぞやか聞いた
″壊して欲しい″という願いも
主人を殺せという願いも
聞くことが出来ただろう
少しばかり強引だっただけだ
きっとそうなんだ
「見習い！見習い！！やったわね
山姥切！！どこ！？私を助けなさい！！」
審神者様の叫び声が広い本丸の敷地内にこだまする。
「かんしゃします。みならい。さよなら
A…」
「え…？」
私の視界は驚きと共に暗闇にのまれた。
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swordANDsnow(プロフ) - ふとこの作品を思い出して読み返していたら続きが出来ていて思わずコメントさせて頂いてます。続編もとても面白かったです！素敵な作品をありがとうございました！ (2021年2月18日 0時) (
レス) id: fdeff6bc25 (このIDを非表示/違反報告)
そら猫(プロフ) - トゥクルカさん» 尊敬！？…に応えられるよう完結まで走ります！呼びやすかったですか笑それじゃあお任せします！（丸投げ） (2019年3月17日 22時) (レス) id: f5d23f9547 (このIDを非表示/違反報告)
トゥクルカ(プロフ) - そら猫さん» おお、そんなに経つのですね…！皆さんお忙しいと思われるので時間の感覚が…なんて笑 最後まで見届けますので！あと姫様って呼びやすくて(失礼)…尊敬に値するので姫様ですっ（´-`） (2019年3月12日 0時) (レス) id: 77391b8609 (このIDを非表示/違反報告)
そら猫(プロフ) - トゥクルカさん» 一年ぶりですすす！？まだ見てくれるとは…！！めっちゃ嬉しいです！お久しぶりです！またよろしくお願いします！様なんて勿体無いのでつけなくていいですよ！笑 (2019年3月11日 16時) (レス) id: f5d23f9547 (このIDを非表示/違反報告)
トゥクルカ(プロフ) - ひめ゛さま゛ッッ(号泣)おかえりなさい！通知来てて飛び跳ねましたぞ()！ (2019年2月28日 1時) (レス) id: 77391b8609 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫猫改めそら猫 x他1人 | 作成日時：2017年11月17日 21時
