歴史遡行軍と同居しています【刀剣乱舞】

歴史修正主義者28人目 ページ32

もうどのくらい戦った…？

あと自分はどのくらい戦える？












…人間の足元で倒れている僕は
戦えるのか？


体は動かない分頭が無駄に働く。
今迄、実戦には出たことが無かったからか

僕は倒れた。

上では僕を見下す男の姿




歴史遡行軍の姿ではあるが
男の戦いぶりは見事だった。

僕にもっと経験が積まれていれば
僕がもっと強かったら
僕が実験道具で無ければ











守りたかったものは守れたのかもしれない。








ごめんね…Aちゃん…

君だけでも守ったって
大切な人を守ったって

言いたかったな…



「こんなところか…期待外れだな…。





トドメだ。」




あぁ、死ぬのか



















このまま何も出来ないで死ぬのか？






これから一般に出てくる燭台切光忠より
僕は試験体だから

出来損ないだ。

次に出てくるであろう
僕の代わりの刀剣男士は
逃げ出すだろうか？

そしたらまた彼女は
その子も拾ってあげるだろうか？


そうなったら…

彼女の隣に僕じゃない子が居ることになるのか…。






彼女の幸せは心から祈ってる。
けれど

その気持ちに負けないくらい

自分も貪欲である。












ならば
出来損ないなら
出来損ないらしく













最期まで足掻いて見せようじゃないか。


ボロボロでも
カッコ悪くても

どうか


彼女のの元に_______

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