#15 ページ15
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運動はいつも苦手で
体育とか真剣にやってなかった。
でも頭を空っぽにしたい時はとにかく走るのが
私なりのストレス発散方法だった。
私が事故にあった時、
走っていた私とトラックが接触した時、
その時、私は忘れたくなるような出来事があったのだろうか...？
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柊｢...き。｣
柊｢佐々木!!｣
『はいっ!?』
何度も呼んだんだぞ、と注意する先生。
とりあえず腕を離して欲しいなと思ったけど
私の言うことに耳を貸さないだろう。
柊｢今の茅野の話を聞いて、お前はどう思った?｣
え、茅野さんの話...?
てっきり私に関係の無い話だと思っていたから
なるべく耳を傾けないようにしていた。
茅野さんの表情も良いとは言い難いし、
場違いな私が首を突っ込むべきではないと思う。
だがそんなのお構い無しに
先生は簡潔に分かりやすく説明をしてくれた。
『どうって言われても...。
もし私が景山さんで、
本当に友達だと思ってなかったなら。』
『わざわざ手紙なんて使わないかな。
LINEとかで言ってブロックしちゃう。』
柊｢...お前にはSNSの使い方も教えなきゃ駄目だな｣
『そんくらいいーじゃん。
あとさ、茅野さん。』
さくら｢...え？｣
ずっと俯いていた茅野さんとやっと目が合う。
...何故この子はこんなにもオドオドしているのだろう。
もっとハキハキしてる方が楽なのになぁ。
『私は景山さんの事は覚えてないけど、
こんな紙切れ1つで
終わるような友情ではなかったと思うよ。
多分知らないからこそ言えるのかも。
今からでも遅くないと思うな。』
さくら｢...佐々木さんありがとう。｣
『何気に初会話かもね、私達。』
先生に何を言われたか知らないけど、
茅野さんの表情が少し和らいだのを見て安心した。
『じゃあ教室戻ろっか。』
先生にうるさく言われる前に茅野さんの手を引く。
さくら｢あっ、佐々木さん...！｣
柊｢お前はこっちだぞー。
まだ補習が始まってすらないんだからな。｣
と、柊先生に物凄い力で引き寄せられる。
私は思わず茅野さんの手を離してしまい、
バランスを崩し先生の胸板にぶつかってしまった。
柊｢茅野、もう戻っていいぞ。｣
さくら｢あ、はい...。｣
待って茅野さん置いていかないで...！
そんな私の願いは届かず、
茅野さんは美術室から出てしまった。
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蒼炎 - 主人公のキャラが好きです！面白いです！ (2020年1月18日 15時) (
レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
エス - とても好きなドラマです 内容もドラマと違い少しドキドキしてます あとちょっと失礼ですが途中で景山が影山になってるので直したほうがいいと思います (2019年1月18日 17時) (レス) id: 8e93c0b5d2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です (2019年1月18日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
おまる - 初コメ失礼します…！語彙力の欠如で言葉で上手く表せませんが、本当にドンピシャに好きな作品です。これからのお話も楽しみです(*´-`)応援しています！ (2019年1月17日 22時) (レス) id: 510250b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶぞの | 作成日時：2019年1月17日 21時
