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「「「や、薬室長!?」」」
戻ると薬室長がいた
ガ「おっ、戻ったわね」
シ「ガラク!?なんでここにいるんだ！」
ガ「城で報せを受けて私もこの事態にあたるように呼ばれたのよだけど事態が随分動いたみたいね」
白「はい、これから報告に向かうところでした」
一通り報告をすると
ガ「─ふむ、報告はこのままリュウと私でやるわ。君たちは休みなさい」
休むように促される
シ「ガラク、俺も行く。オリンマリスに関して報告したいことが山ほどある」
貴「じゃあ、わたし達は休むのであとはお願いしますね」
お姉ちゃん達の背中を押して部屋を出て、廊下を歩く
貴「いやぁ、眠いね」
オ「お嬢さん!?」
ぱっと振り返ると壁に手をついてるお姉ちゃん
白「なるほど、一気に体が重くなるね」
額に汗を浮かべ、呼吸が整っていない
ちらっとオビも見る
いつも通り飄々としているように見えて、呼吸が乱れてる
貴「オビもでしょ」
オ「あー、まぁね。本当はまた背中に乗せたいけど」
わたしじゃ、お姉ちゃんを背負うのは無理だしな
どうしようか悩んでいると、後ろから誰かが来た
イ「手を貸そう」
お姉ちゃんを抱き上げたのはイザナ王子だった
イ「よく務めた、何か褒美をやろうか」
白「その言葉だけで十分褒美になっています」
へらりと笑ったお姉ちゃん
イ「結構」
イザナ王子もその返答に満足そうだ
貴「それじゃあ、よく休んでね。おやすみ」
オ「白姫嬢もね」
そのままお姉ちゃん達とは別で元々使わせてもらってた部屋に向かう
貴「で、なんでイザナ王子まで来るんですか？」
何故か隣を歩くイザナ王子
イ「なに、気にするな」
貴「いや、めっちゃ気になるんですけど」
イ「そうだな、少しいいか？」
貴「まあ、立ち話もなんですしどうぞ」
と部屋に招き入れる
貴「何か飲みますか？って言っても紅茶くらいしかないんですが」
イ「いや、大丈夫だ。それより座ったらどうだ」
貴「そうですね、それじゃあ失礼して」
椅子がないので断りを入れてベッドに腰掛ける
イ「ふむ、やはり少々危機感がないようだな」
何かぶつぶつ呟いたと思ったら、席を立つイザナ王子
イ「信用されているのは嬉しいが、男としては何とも言えないな」
貴「えっとぉー？王子...？」
コツコツと靴を鳴らし徐々に近づいてくる
いつも通りなのに、威圧感と恐怖感に襲われる
そしてついに目の前まで来た
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あえん(プロフ) - ゆきなさん» 皆、ハッピーがいいですよね (2020年8月2日 9時) (
レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - お兄さん助かって欲しいですね (2020年7月31日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あえん(プロフ) - 七竈さん» ありがとうございます！週末は必ず更新しますので待っていていくださると幸いです！ (2020年6月9日 21時) (レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
七竈 - 続編、おめでとうございます！更新されるのを楽しみに待っています。無理をしない程度に頑張って下さい！応援しています！ (2020年6月9日 17時) (レス) id: 3aac7a08eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あえん | 作成日時：2020年5月30日 22時
